"おいない"の京都最新情報

 [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

★子どもの健やかな成長を願う「北野七夕祭泣き相撲」が五日、上京区北野天満宮で行われた。
参加した赤ちゃん約一〇〇人は、母親らに支えられて向かい合い、元気な泣き声を響かせた。
「相撲の祖」とされる野見宿禰(のみのすくね)が、同天満宮の祭神・菅原道真の先祖にあたることなどにちなみ、京都市内で開かれる夏のイベント「京の七夕」に合わせて今年で三回目。
赤ちゃんたちは、二組ずつ鉢巻きとまわしを身につけて神楽殿に登場。行司が顔を近づけるなどし、先に大きな泣き声を上げた子に軍配が上がった。二人とも泣かず、引き分けになる場面もあった。

世界文化遺産伏見区醍醐寺で八月五日の夜、万物の生命に感謝する「醍醐山万灯会」と「夜まいり」が営まれる。
盛夏の夜にライトアップされた仁王門・ 五重塔・金堂・弁天堂天・大講堂の荘厳な姿が浮かび上がり、参拝者を灯籠や提灯の明かりが包み込み、幽玄さもひときわです。
参道を照らすのは置き灯籠や提灯約千個が境内に置かれ、日没ごろから、施餓鬼供養が営まれる。
醍醐寺万灯会は先祖をはじめ、全ての生命に感謝を捧げる行事として、毎年この時期に行われている。
大講堂となりの林泉では、供養のための灯籠流しがあります。
一方、上醍醐万灯会・西国観音霊場大十一番札所の「夜まいり」はまたの名を「精霊供養大般若転読法要」と言い、供養参加には、予約が必要です。足元が暗いので懐中電灯を忘れずに。   

★立秋前日の八月六日の夜、下鴨神社で「矢取り神事」と呼ばれる夏越神事が営まれる。
一年の厄を払い、無病息災を祈ります。
御手洗池(みたらしいけ)に斎竹(いみだけ)を立てて清め、中央に斎矢(いみや)を立て、奉納された厄除けの人形が流されると、上半身裸になった氏子の男子約四十人が一斉に飛び込み、矢を奪いあいます。
これは下鴨神社の祭神玉依姫が川遊びをしていると一本の矢が流れ着き、 持ち帰ったところ懐妊し賀茂別雷神を生んだという故事にちなみ、矢取り神事とも呼ばれ、とてもご利益のある矢です。
和太鼓が響く中、白い法被姿の男性らが御手洗池に水しぶきを上げて飛び込み、矢に見立てた斎串(いぐし)を奪い合い、無病息災を祈願する。
斎串は竹に御幣を挟んでおり矢にも見え、厄よけ、開運、長寿などのお利益があるとされている。
猛暑で心身にたまった疲労を落とし、秋以降に備えようという伝統行事。
御手洗池に立てられた五十本の斎串を持ち帰ると、開運・厄除けのご利益があるとされる。
神職が、参拝者たちが奉納した紙の人形を勢いよくまいて、無病息災を願う。

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