"おいない"の京都最新情報

2018年 11月 23日(金)


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 ★京都の花街の風情を詠んだ歌舞曲「祇園小唄」をたたえる祇園小唄祭が二十三日、東山区円山公園であった。
舞妓が「月はおぼろに東山」で始まる歌詞を朗読し、京情緒を広めた名曲の功績に感謝した。

祇園小唄は昭和初期に作家長田幹彦祇園お茶屋「吉うた」で作詞し、映画の主題歌として大ヒットした。京の四季や舞妓の心情を盛り込み、五花街でも舞踊曲として親しまれている。同祭は、京都伝統伎芸振興財団と京都花街組合連合会が二〇〇三年から毎年開いている。
この日は、色づいた木々に囲まれた歌碑の前で、宮川町の舞妓二人が歌詞を読み上げ、関係者とともに献花した。集まった観光客に歌詞カード二〇〇枚を配って、歌の魅力を伝えた二人は「一番、舞わさせていただく曲。あらためて読むと、四季折々の情景が目に浮かぶすてきな歌です」と話していた。
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