"おいない"の京都最新情報

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 ★第二十四回を迎える初夏恒例の「都の賑い 京都五花街合同伝統芸能特別公演」が左京区・京都芸術劇場  春秋座において開催することになりました。
当公演では、歴史と伝統を誇る京都五花街上七軒先斗町祇園甲部・宮川町・祇園東)の約八十人が色とりどりの着物姿で参加し、芸舞妓が一堂に会して、それぞれの花街の舞を披露するとともに、呼び物の舞妓二十名が勢ぞろいする「舞妓の賑い」の華麗な舞台もお楽しみいただけます。

<2017年の演目(出演順)>
祇園東  清元  花がたみ
上七軒  長唄  俄獅子
先斗町  長唄  晒 女
祇園甲部 清元  梅の春
宮川町  清元  六玉川
舞妓の賑い    京小唄
フィナーレ    祇園小唄
花街の舞妓二十名が、同じ曲を違う派の振付けで舞います。
出演者全員が祇園小唄に合わせ舞台に登場し、挨拶をします。
日 時:
  六月二十四日(土)一回公演 
 午前十一時〇〇分~午後一時三十分
 午後 二時三十分~午後五時  
  六月二十五日(日)二回公演 
 午前十一時〇〇分~午後一時三十分
 午後 二時三十分~午後五時
会 場: 京都芸術劇場  春秋座
料 金:  特等席 一三、〇〇〇円(一階全席・二階正面全席)
      一等席   八.〇〇〇円(二階バルコニー席)
            二等席   六,〇〇〇(二階補助席)

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【五花街の夕べ】
~都極上のおもてなし~
★「都の賑い」で心満たされた後は、初夏の京都の宵を彩るひとときを各花街ごとに舞妓・芸妓さんがお迎えし、華やかな舞台の余韻の中で、舞台とは違い、きぬずれの音を聞きながら目の前で見る舞姿は一段と美しい芸妓・舞妓たちの接待による歓談の一時を心ゆくまでお楽しみください。老舗の料亭の京料理で舌鼓をと・・粋な企画もあります。
京都の老舗料亭で芸舞妓のおもてなしを受けながらいただく京料理は格別です。すぐ目の舞も披露され、身近に花街の文化を感じていただけます。花街の世界に浸る、特別な一日をお過ごしください。
日 時: 六月二十四日(土)午後六時半~
会 場: 岡崎つる家(定員五十名)  菊乃井(定員三十名)   柊家(定員三十五名)  瓢亭(定員三十名) 炭家(定員三十名) いずれも三八、〇〇〇円
日 時: 六月二十五日(日)午後六時半~
会 場: ホテルグランヴィア京都(定員百五十名) 二〇、〇〇〇円
    [ 祇 園 祭 シ リ ー ズ]
 
  祇園祭の四条町大船鉾保存会が、約四〇〇年前から町内に伝わるとされ、山鉾巡行でご神体人形に取り付ける神面の「写し面」を作った。
元からある「本面」の保護が目的で、今年の後祭の山鉾巡行(七月二十四日)から写し面を付け、本面は大船鉾に乗り込む役員が携えて臨む。
写し面は縦約二十三センチ、横約十三センチでヒノキ製。二〇一四年の巡行復帰後は、ご神体人形の「神功皇后」の顔に本面を取り付け、鉾に乗せていた。「人形から落ちる可能性がある」と、懸念する声もあったため、代々伝わる面の保護を考慮して新たに面を作ることにした。
保存会は、京都観世会会長の片山九郎右衛門さんと、能楽金剛流宗家の金剛永謹さんの推薦を受け、能面打の見市泰男さん=大阪府摂津市=に面打ちを依頼した。神が宿るとされる本面は原則非公開。本面から型紙を取ることができないため、見市さんは、制作中の写し面を、何度も保存会へ持参し、役員立ち会いのもとで、本面と見比べながら面を打った。
大船鉾は幕末の禁門の変(蛤(はまぐり)御門の変)の大火で焼失し、三年前、一五〇年ぶりに復活した。本面は、江戸時代の天明の大火と蛤御門の大火の被災を免れた。かつては宮中でお産がある際に腹帯とともに差し出し、安産を祈ったという。「何百年も大切に伝えてきた本面を守るために作った。これで安心して巡行に参加できる。これからは二つとも神さまとして扱いたい」と話した。
写し面は、六月二十四日に東山区の八坂神社でおはらいを受け、以降は非公開となる。
 
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