"おいない"の京都最新情報

 

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

東本願寺:「東大谷万灯会」

★東山山ろくの墓地を全国から献納された約二万個の提灯で彩る「東大谷万灯会」が八月十四日~十六日夜、東山区の大谷祖廟(東大谷)で始まり、オレンジ色の明かりに包まれて、涼しい夜に墓参りするナイター墓参として知られる京の風物詩。
昭和三十七年からと歴史は浅いものの、今や夏の京都に欠かせない行事となりました。
この祖廟には親鸞聖人の分骨の他に、整然と並ぶ二万基以上の墓の間に吊された提灯に明かりが灯されると、眼下に市街地の夜景が広がるなか、墓前に花やしきび、線香を供え、静かに手を合わせる人たちを柔らかで幻想的な光りが照らし出される印象的な光景です。
灯りの向こうに市内の素晴らしい夜景を一望できることから、毎年期間中に全国の門信徒ら約十数万人が墓参りに訪れる。 今年で五十六回目。

車折神社:「万灯祭」

★嵯峨・車折神社で「万灯祭」
願い事を託した紙灯籠を境内でともすお盆行事「万灯祭」が十四日、右京区車折神社で始まった。
日暮れからは灯籠約千基が暗夜に浮かび、幻想的なムードに包まれた。
商売繁盛、売り掛け回収の願いごとが多いこの神社、境内には芸能神社もあり、さまざまな願いごとが託された三面灯籠と言われる紙灯籠(一面五〇〇円)が吊り下げられます。
灯籠は高さ約三十センチで、願い事を書いた紙を三枚一組で組み立て、境内につるした。
参拝者らは、灯籠を形作る赤、白、黄、緑の四色の紙に「商売繁盛」「家内安全」などの祈りに加え、願い事を記した

千本えんま堂:「六斎念仏」
★北区・千本えんま堂(引接寺)で午後七時半から「千本六斎会」による「六斎念仏」の奉納。獅子舞が見どころ。
六斎念仏のルーツは平安時代空也上人が民衆強化のために始めた踊り念仏。
大変珍しい伝統芸能です。
上演されるのは「四つ太鼓」など約十五曲。

 
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[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

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  左京区大原・三千院で十二日の夜、万灯会「千年の祈り」が営まれた。
いくつものろうそくが揺れる境内で、先祖の霊を供養した。
地域でかって行われていた精霊送りに代わり、十六日の「五山の送り火」前のお盆の行事として、平成十六年から始められた。
山門へと続く参道に「花灯路」が設置され、夕刻、金色不動堂や観音堂前で法要が始まると、次々とろうそくに火がともされ、境内は夕闇に包まれ、オレンジ色に浮かび上がるお堂がお盆の情緒を醸し出した。

 

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   【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

下鴨神社:納涼古本まつり]A

左京区下鴨神社境内の糺の森で八月十一日~十六日まで、恒例の「第三十回下鴨納涼古本まつり」が始まった。
深緑の木々に覆われた涼しげな会場で、本好きが目当ての本や掘り出し物を探し歩いた。
京都、大阪をはじめ関西、中国、四国から三十七店もの古書店が出店し、八十万冊以上の文庫本や新書をはじめ古文書や仏教書、洋書などあらゆる種類の古本が販売される定評のある古本市の一大イベント。
学術書や美術書、漫画、絵はがきなどのほか、約一万冊を集めた児童書コーナーもあり、親子連れでにぎわっていた。

北野天満宮:「石の間通り抜け」2017年

北野天満宮で十一日、本殿「石に間」通り抜けが始まった。
境内の御手洗川で足を清めた参拝者が、本殿と拝殿をつなぐ石の間で祭神にお参りする。同天満宮は、旧暦の七夕に川で足を清める古来のの神事「御手洗祭」の復活を目指して、昨年に御手洗川を整備。同祭で宝物の虫干しや内陣の清掃を行った記録もあることから、足つけ神事と合せて昨年から石の間の特別公開も行っている。
ろうそくを手に足首まで水につかった参拝者は、ひと時の涼にほっとした表情を浮かべていた。
石の間では、前田藩が奉納した刀や蒔絵を施した膳などが展示され、日ごろ見る機会のない宝物をじっくりと眺められる。
石の間通り抜けは十三日、(午後四時~八時)
足付け神事は十六日、(午前九時~午後八時)まで。

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★「六斎念仏」に観客ら酔う
鉦や太鼓をたたいて念仏を唱えながら踊る民俗芸能「六斎念仏」が、お盆前後に市内各社寺で奉納される。
六斎念仏は、平安中期、空也上人が一般庶民に信仰をひろめるため始めたと伝えられる伝統芸能
当時、一般には遠い存在だった仏教をより広めるために、鉦や太鼓をたたく賑やかな踊り念仏を作ったのが起源とされる。もとは六斎日(月に六日ある忌み日、精進潔斎日)に行われたのでその名がある。しかし室町時代中期頃から能や狂言、歌舞伎などが取り入れられ娯楽性豊かな唄と踊りとなってきた。
六斎念仏を始めるに当たっても、各講は管轄の寺院より免許を受ける決まりであった。
寺院は二つで、干菜寺(干菜山光福寺:左京区田中上柳町)と、空也堂(紫雲山極楽院光勝寺:中京区亀屋町)である。そのどちらから免許を受けたかによって、「干菜寺系六斎」「空也堂系六斎」という分類をされることもある。干菜寺は六斎の芸能化を認めなかったとされ(その旨の通達文書がある)、他方空也堂はその辺り寛容であったらしく、芸能六斎は全て空也堂系に帰している。なお、空也堂系にも念仏六斎は存在するので、これら系統の比較と、念仏・芸能の複雑な関連性が見られる。
京都では祖先供養と結び付き、大衆化して六斎日にかかわりなく、市内には十数組の六斎念仏が伝承されており、盆前後に各所で行われる。
市内では次の六斎がよく知られている。
◇中堂寺六斎念仏(八月十一日 清水寺・十六日 壬生寺
◇西方寺六斎念仏(八月十六日 西方寺)
◇小山郷六斎念仏(八月十八日 上御霊神社・八月二十日 千菜山光福寺・八月二十二日 上善寺)
◇千本六斎念仏 (八月十四日 千本ゑんま堂)
◇桂六斎念仏(八月二十二日・二十三日 桂六地蔵
◇嵯峨野六斎念仏(八月二十三日 阿弥陀寺・九月一日 松尾大社
吉祥院六斎念仏(八月二十五日 吉祥院天満宮
◇梅津六斎念仏(八月二十五日 梅宮大社
◇久世六斎念仏(八月二十五日 長岡天満宮・八月三十一日 蔵王堂光福寺)
◇上鳥羽六斎念仏(八月十一日 清水寺・八月二十二日 淨禅寺)
中でも壬生寺の「壬生六斎念仏」は芸能性の強い空也堂系の六斎念仏で、国の重要無形民俗文化財に指定されている

壬生寺:「壬生六斎念仏」06’

壬生寺盂蘭盆供養万灯会は八百年以上昔の記録が残っているほど、古いもの。
先祖追善を願う灯籠が千数百灯されます。本堂には先祖の精霊を迎え、送るための「万灯会の灯籠」約千百基が吊され、本堂前の特設舞台で、地元の住民を中心につくる壬生六斎念仏講の約三十人が六斎念仏を上演する。
本堂に向かって念仏を唱える「発願」に始まり、酒に酩酊し、女を買いに走る不良坊主をコミカルに演じる「願人坊」、太鼓の早打ちを競う「四ッ太鼓」など十一曲、多彩な演目が披露され、軽快な技に観客らはひとときを酔いしれる。
精霊迎えは九日午後八時から壬生六斎講保存会の「壬生六斎念仏」、精霊送りは十六日午後八時半から 中堂寺六斎会の「中堂寺六斎念仏」が本堂前の仮設舞台で六斎念仏奉納。
九日と十六日は、壬生六斎念仏万灯会両方が見学できます。迎え鐘をついて、精霊を迎えます。
 

清水寺:「千日詣り」’08
★ 一日参ると千日分の観音様の御利益があると伝わる「千日詣り」が九日、東山区清水寺で始まった。
早朝から多くの参拝者が訪れ、願い事を託した。
千日詣りは、千手観音の功徳が一年で最も大きくなる縁日。一時期は廃れていたが、一九九三年に復活してから、年々、参拝者が増えているという。
特別公開された本堂内々陣には本尊を納めた厨子二十八部衆の像が並ぶ。家族連れらが、本尊の千手観音と縁を結ぶとされるひもに触れて、「良縁成就」や「家内安全」と願い事を書いたろうそくを献灯した後、本尊とつながる紐を手にして、成就を静かに祈っていた。

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 六波羅密寺・万灯会
東山区六波羅密寺で八月八日~十日、十六日に開白法要・大万灯点灯法要・送り灯点灯法要がある。

五山送り火の大文字がよく知られますが、こちらも大文字が灯ります。ただし本堂にしつらえた灯明による小さな大文字。
午後八時、一〇八個の灯明に火が灯され、本尊十一面観音に人形文字「大」の形に並べた十六個の灯明が捧げられます。先祖の精霊を迎え追福の祈祷をする。
その静やかな趣は、精霊迎えにふさわしいものです。
「大」には地・水・火・風・空という五大の思想が託されています。
十六日には送り万灯点灯法要(二十時~)が行われます。
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 千本釈迦堂・精霊迎えと六道まいり
上京区千本釈迦堂とは俗称で正式名は大法恩寺真言宗のお寺です。
六道とは死後の六つの冥界のことで、六道まいりとは、祖先の精霊を各家に迎え、冥界に迷う霊を救う仏事です。
期間中は本尊釈迦如来坐像が開扉されます。法要は期間中(十二日まで)終日営まれ、精霊を迎え、送る、夏の行事の一こまです。
 

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六道まいり:迎え鐘撞き 06’

★六道まいり
毎年八月七日~十日までの四日間、六道珍皇寺(東大路松原西)で行われる精霊迎えの行事。現世と冥界との境にあると信じられている不思議な寺院。

境内には平安時代の官僚・小野篁が冥府への入口として使っていたという井戸がある。
お盆に戻ってこられるご先祖をお迎えに、六道珍皇寺に参詣する風習のことで、ご先祖をあの世の入り口まで迎えに行く風習があるのは京都だけのこと。
特に初盆の家庭では必ずお詣りに行く風習がある。
「六道まいり」の儀式として、先ず本堂で「水塔婆」に戒名を書いてもらい、精霊をこの世に呼ぶという「迎え鐘」の梵鐘を鳴らすと、鐘の音が冥土までも響き渡るという。
多くの石地蔵がある古来からの賽の河原と呼ばれる場所で、高野槙の葉で水塔婆に水をかける「水回向」を行うと、槙の葉に乗って先祖の霊が家に帰るといわれ、お迎えの儀式は終わる。「迎え鐘」をつこうと、早朝から参拝客が長蛇の列をつくった。
山門前には「六道の辻」と呼ばれる碑があり、「六道」とは仏教でいう地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天上界の六つの冥界。「辻」とは角の意味。
つまりこの場所が、冥界の入り口で現世と冥界との分岐点にあたるわけなのです。
重文の本尊薬師如来像や地獄絵も特別に公開される。

五条坂陶器まつり 2013年
五条坂 夏の陶器祭り
大正九年五条坂の陶磁器工房などが、珍皇寺のお精霊迎えや西大谷に墓参りする善男善女の土産用として露店を出したことに始まる伝統の市。

六道まいりの同期間に、五条通(R1)の東大路通五条大橋東詰までの五条坂一帯南北両側では全国から約三五〇店の窯元が集結、国内最大級の今では全国的に有名になった一大イベント。
京都の夏の風物詩・全国最大規模の陶器市「五条坂夏の陶器まつり」が開催され、地元はもちろん全国から約五十万人もの人が訪れる。
価格が市価の三~五割引とあって、毎年掘り出し物を求めて旅館・料理屋や一般の人々で夜遅くまで賑わいます。八月七日~十日までの四日間。
今年は台風の襲来が心配です。

千本えんま堂:「精霊迎え」
★お盆の不思議な雰囲気に満ちた冥界スポット
北区・千本ゑんま堂(印接寺)では先祖の霊を供養する盂蘭盆会が、八月七日~十五日に催される。

閻魔庁に仕えたという小野篁が閻魔法王像を刻み安置したことから始まる。
境内にある鐘は、かって蓮台野に葬送する際に人々の妄夢を払うために撞かれた。
現在も、お精霊迎えと十六日のお精霊送りの時に鐘が撞かれ、音が響き渡る。
京都では旧盆のこの日に、ご先祖の精霊がゑんま様のお許しを得て各家庭にお皈りになります。
地域の人々を中心に多数お参りされ、水塔婆を流し迎え鐘をついて、その音にのって皈ってこられる「おしょらいさん」をお仏壇の扉を開いてお迎えします。
また十五日夕~十六日には再びお皈り頂く“お精霊送り”を致します。

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★子どもの健やかな成長を願う「北野七夕祭泣き相撲」が五日、上京区北野天満宮で行われた。
参加した赤ちゃん約一〇〇人は、母親らに支えられて向かい合い、元気な泣き声を響かせた。
「相撲の祖」とされる野見宿禰(のみのすくね)が、同天満宮の祭神・菅原道真の先祖にあたることなどにちなみ、京都市内で開かれる夏のイベント「京の七夕」に合わせて今年で三回目。
赤ちゃんたちは、二組ずつ鉢巻きとまわしを身につけて神楽殿に登場。行司が顔を近づけるなどし、先に大きな泣き声を上げた子に軍配が上がった。二人とも泣かず、引き分けになる場面もあった。

世界文化遺産伏見区醍醐寺で八月五日の夜、万物の生命に感謝する「醍醐山万灯会」と「夜まいり」が営まれる。
盛夏の夜にライトアップされた仁王門・ 五重塔・金堂・弁天堂天・大講堂の荘厳な姿が浮かび上がり、参拝者を灯籠や提灯の明かりが包み込み、幽玄さもひときわです。
参道を照らすのは置き灯籠や提灯約千個が境内に置かれ、日没ごろから、施餓鬼供養が営まれる。
醍醐寺万灯会は先祖をはじめ、全ての生命に感謝を捧げる行事として、毎年この時期に行われている。
大講堂となりの林泉では、供養のための灯籠流しがあります。
一方、上醍醐万灯会・西国観音霊場大十一番札所の「夜まいり」はまたの名を「精霊供養大般若転読法要」と言い、供養参加には、予約が必要です。足元が暗いので懐中電灯を忘れずに。   

★立秋前日の八月六日の夜、下鴨神社で「矢取り神事」と呼ばれる夏越神事が営まれる。
一年の厄を払い、無病息災を祈ります。
御手洗池(みたらしいけ)に斎竹(いみだけ)を立てて清め、中央に斎矢(いみや)を立て、奉納された厄除けの人形が流されると、上半身裸になった氏子の男子約四十人が一斉に飛び込み、矢を奪いあいます。
これは下鴨神社の祭神玉依姫が川遊びをしていると一本の矢が流れ着き、 持ち帰ったところ懐妊し賀茂別雷神を生んだという故事にちなみ、矢取り神事とも呼ばれ、とてもご利益のある矢です。
和太鼓が響く中、白い法被姿の男性らが御手洗池に水しぶきを上げて飛び込み、矢に見立てた斎串(いぐし)を奪い合い、無病息災を祈願する。
斎串は竹に御幣を挟んでおり矢にも見え、厄よけ、開運、長寿などのお利益があるとされている。
猛暑で心身にたまった疲労を落とし、秋以降に備えようという伝統行事。
御手洗池に立てられた五十本の斎串を持ち帰ると、開運・厄除けのご利益があるとされる。
神職が、参拝者たちが奉納した紙の人形を勢いよくまいて、無病息災を願う。

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