"おいない"の京都最新情報
[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
★嵯峨御所とも呼ばれる真言宗大覚寺派大本山の門跡寺院です。 門跡が華道嵯峨流の家元だったことから、嵯峨天皇の命日十五日にいけばな嵯峨流最大の祭典「嵯峨天皇奉献 華道祭」法要献花が行われる。
門跡ほか緋袴に身を包んだ女性達が菊を手に行列します。境内に展示される多数の生花も必見。
数多くのいけばなを展示する華展をはじめ、年に二回しか行われない大沢池の「龍頭鷁首舟」、平安絵巻さながらの献華式やお茶席、各種法会など、優雅なたたずまいのなか繰り広げられます。
茶席や模擬店も出て、たいそう賑やかです。
★いけばな発祥の地とされる六角堂(中京区)の「夜の特別拝観」
華道家元池坊の池坊専好次期家元らが、境内に花を生けた。約一五〇基の灯籠で照らし出された境内は、約二〇本の桜も咲きそろい、しっとりとした風情に包まれた。
特別拝観は、隣の池坊会館などで七日から始まる「春のいけばな展」(一〇日まで、有料)に合わせて二〇一二年から毎年実施している。
大作いけばなは、山門や本堂、太子堂周辺に八点置かれている。作品中の老松や花々は、境内を彩る桜や柳と引き立て合い、今回のテーマ「花の力」を伝える。池坊次期家元は、サクラコマチやラナンキュラスなど十二種の花を透明のアクリル板に生け、生命の多様性を表現した。夜の特別拝観は七~九日の午後六~九時。雨天決行。無料。
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今年で二十九回目。満開の桜をめでながら篠笛やギターやヴァイオリンの調べに酔いしれた。
日本庭園の南神苑と東神苑の紅しだれ桜のライトアップされた夜桜と生演奏を楽しむ恒例の東神苑貴賓館をステージに演奏される幻想的な世界のなかで、癒やしの音楽を楽しむことのできるコンサートは優雅に繰り広げられます。
会場の東神苑では、ライトアップされた花が栖鳳池に映り、水面が淡い紅色に染まった。
会場の東神苑では、光で浮かび上がった桜が池に映り込み、訪れた人たちがくつろいだ様子でゆっくりと散策した。
開 催 日 : 二〇一七年四月六日(木)~九日(日)
会 場 : 平安神宮
公開時間 : 午後六時十五分~午後九時
演 奏 : 一回目:午後六時四〇分~午後七時二十分
二回目:七時五十分~午後八時三十分
(入れ替えせずに回遊式で実施)
内 容 : ( 1)ライトアップ(東神苑と南神苑の紅しだれ桜、社殿など)
(2)コンサート(東神苑貴賓館)
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★初夏の京を彩る先斗町の公演「百八十回記念 鴨川をどり」(五月一日~二十四日)の衣装合わせが、中京区の先斗町歌舞練場で行われた。
華やかな衣装の芸舞妓がプログラム用の写真撮影に臨み、節目の舞台への思いを新たにした。
鴨川をどりは一八七二年に始まり、五花街の公演で最多。歌舞練場も開館九十年の節目を迎える。
第一部は舞踊劇「源平女人譚(にょにんものがたり)」。平安末期の武将木曽(源)義仲を支える巴御前や山吹ら女性の活躍を描く。
第二部は大政奉還一五〇年にちなんだ純舞踊「八千代壽(ももやちよはなの)先斗町」。花をイメージした六景で幕末をあでやかに表現する。
各日午後〇時半、同二時二〇分、同四時一〇分の三回公演。
◆観覧料 茶券付特別席:四八〇〇円、特別席:四二〇〇円、普通席:二三〇〇円
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[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
祭神・和気清麻呂の命日(旧暦)の祭典です。
和気清麻呂が道鏡の企みを防いだという故事が祭事に現れています。
中国の伝統舞楽で、我が国の発展を朝日が立ち昇る様に例えて宮司が舞う「朝日の舞い」が神社で奉納されるのは非常に珍しい事だそうです。
三法まいりは江戸中期に始まったとされる。東寺で菅笠(すげがさ)、仁和寺で金剛杖(づえ)、神光院で納札箱を調えて四国霊場へ出発し巡礼後にお礼参りする習慣があった。初詣でもにぎわったと伝わる。明治時代以降に衰退し、今ではほとんど見られなくなったと霊場巡りの新設や復興が相次ぐ中、三カ寺は、空の教えに触れて心豊かに暮らしてもらおうと復興を進めた。伝承に合わせて菅笠と金剛杖、納札箱を描いた木札(各二〇〇円)を新たに作った。
各寺院で求めた木札を「満願証」(一〇〇円)とセットにして専用ケースに入れられる。
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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
鎌倉時代中期・一二七九(弘安二)年に始まったとされる素朴な無言劇。
鎌倉時代に融通念仏を広めるために円覚上人が生別した母に巡り会いたい一心に始めた無言劇が、嵯峨狂言の始まりといわれている。
清涼寺の裏には彼の墓があり公演前には多くの人が墓参に訪れます。 嵯峨狂言は壬生大念仏狂言と千本えんま堂大念仏狂言をあわせて京都の三大念仏狂言の一つでもある。三月にも催される。 鐘や笛のゆったりしたリズムにあわせて定番の三演目を上演。「花盗人」は、サクラを盗まれた主人と従者、泥棒にそれぞれ扮した三人の喜劇。失敗を重ねて、主人に怒られてばかりの従者のこっけいな姿が笑いを誘う。
八日(土)・九日(日)の両日もそれぞれ午後一時半から三回、別の三演目が披露される。 靈宝館の特別公開も実施。四月一日~五月三十一日まで。
境内で参拝者が見守る中、弓場で、弓矢の受け渡しの儀式が行われた後に、矢を東西南北に射て邪気払います。
弓場を祓い清めた後に、烏帽子姿の氏子により的に矢が射たれます。
安産祈願で知られる同神社に伝わるお弓祭は、氏子たちが弓を射る作法を代々受け継ぎ、毎年四月の春季例大祭に営んでいる。
本殿での神事の後、黒い装束の射手六人が弓場に登場、先導者が竹の矢を四方へ放ち、邪気を払って弓場を清めた。 射手たちは二人一組で順番に座を立ち、約二十㍍先の大きな的を狙って弓を引いた。見事に矢が的に当たると、大きな拍手が沸き起こっていた。
土解とは、春の日差しにより土地が作付けに適してくる事を云います。
この時期に土の災いを祓い、その年の豊作を祈念する大事なお祭です。
特殊な卜占にてその年に蒔く稲種をきめ、お祓いをします。
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[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
第百四十五回 「都をどり」、四月一日より開幕
都をどりは、明治維新の東京遷都に伴い開かれた博覧会の「附博覧」として明治五年(一八七二)に創演され、今年で百四十四回の年輪を刻んで来ました。
「都をどりはヨーイヤサー」のかけ声と共に春の到来を華やかに告げる古都の風物詩。
出し物は、その年の干支や記念にちなんだ京舞で、井上流家元・井上八千代さんの振り付けで踊られます。
幕が上がると、「都をどりはヨーイヤサー」の挨拶を兼ねたかけ声とともに、上手と下手の舞台両側の花道から、振り袖に花うちわを手にした芸舞妓二十名が、次々に艶やかに登場。
今回の演目は春秋座の場所にちなんだ「洛北名所逍遥(そぞろあるき)」。貴船の川床や鞍馬山の牛若丸の伝承などを題材に計六景を披露する。フィナーレは、洛北から歌舞練場に場面が移り、しだれ桜を背景に総踊りで締めくくる。
第一景: 置歌(銀襖)-長唄-
第二景: 貴船川床納涼(貴船川)別踊長唄-
第三景: 鞍馬山牛若兵修行(鞍馬山)-別踊 浄瑠璃-
第四景: 圓光寺錦紅葉(圓光寺)-長唄-
第五景: 寂光院懐旧雪(寂光院)-別踊 長唄
第六景: 甲部歌舞練場盛桜(甲部歌舞練場庭園)-長唄-
期 間 四月三十日まで
会 場 京都造形芸術大の劇場「春秋座」
開 演 十三時〜、十四時四十五分〜、十六時半〜
観覧券 四千八百円 (茶券付特等指定席)・三千六百円(一等指定席)
※祇園甲部歌舞練場は耐震工事に向け休館中のため、今年は京都造形芸術大学の春秋座での公演となりますが、期間中は歌舞練場の庭園を特別公開します。
庭園の入場は有料ですが、公演チケットがあれば無料となります。
芸舞妓六十人が出演し、今回は「月華抄一新版竹取物語一」の演題で全九景が披露される。
月をテーマに、竹取物語なども織り交ぜながら、ドラマチックで華麗な舞踊絵巻を披露する。
内容は、第一景から第四景までは、竹取物語。竹林に月の光が差し込み、一本の竹の根本が輝き美しい女人たちが現れる場面から始まる。その他にも、あでやかな黒紋付姿の芸妓衆による第五景:「百年の寿」やかっての港町のにぎわいをダイナミックに表現した第六景:「風流宮津節」など雅な郡舞など見どころ満載。第八景では金閣寺など京都の名所を舞で表現する第八景:「名花の花舞」、第九景では夕闇にかかる京の月を背景に、芸妓、舞妓たち総踊りの宮川音頭で華々しくフイナーレを迎える。
料金 一等席券 四二〇〇円、 一等席券・茶券付 四八〇〇円
二等席券 二二〇〇円、 二等席券・茶券付 二八〇〇円
知恩寺はかつて相国寺(上京区)付近にあり、江戸初期に現在地に移った。九棟は境内の荘重な雰囲気を形成し、近世浄土宗寺院の特徴を理解する上で歴史的価値が高いとして今春、重文に指定された。
特別公開では、通常非公開の釈迦堂や阿弥陀堂の内部が拝観できる。いずれも天井が高く、「塼(せん)」と呼ばれるれんが敷きで禅宗様式の特徴を持つ。蝦蟇鉄拐仙人図は絵師顔輝の作で、道教の仙人が写実的に描かれた縦一メートルを超す一対の傑作。弁財天が描かれた仏涅槃図(重文)や、快慶作と伝わる阿弥陀像なども並ぶ。
特別公開は三日まで。拝観料千円。