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京の花街の一つ、先斗町歌舞会の代表的な行事のひとつ「水明会」は昭和五年三月十五日に第一回目の公演がもたれました。
これはそれ以前にあった伎芸研究会として催されていた「長唄千代栄会」(明治四〇年二月発足)と「土曜会」(昭和二年九月発足)との両会が発展的併合したものです。今年で第一〇三回目。 
日ごろの精進の成果を披露する水明会は一九三〇年から続く伝統行事の一つ。大ざらえでは、秋の気配が漂う舞台で芸妓たちがあでやかな舞を披露した。
今回は計四十人が出演、四演目を披露する。同会は、芸妓の精進を披露する場として一九三〇年から続く伝統ある会。
優美な祝儀曲の長唄「雛鶴三番叟(ひなづるさんばそう)」で始まり、元禄時代の衣装で軽快な槍(やり)踊りを交えた長唄水仙丹前」、照明を凝らした清元「芝居小曲集」と続いた。猿と猿回しの深い愛情を子役らが熱演する常磐津「靭(うつぼ)猿」で締めくくる。
公演内容
長唄 『雛鶴三番叟』
長唄 『水仙丹前』
清元 『芝居小曲集』
常磐津『靭猿』
公演日時
平成二十八年十月二十七日(木)〜 三十日(日)
午後四時開演(開場三〇分前)
観覧料
指定席/八〇〇〇円、七〇〇〇円 

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