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[祇園祭シリーズ]

【祇 園 祭 シ リ ー ズ】

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祇園祭山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾の稚児が「お位」(おくらい)を授かる「社参の儀」が七月十三日午前中、八坂神社で厳かに営まれた。
社参は「神の使い」となるための儀式。

稚児はこの日から地面に足を着けることが許されず、精進潔斎して十七日の巡行当日、注連縄を切って三十二基の山鉾の巡行を告げる大役を務める。
稚児はクジャクの羽根をあしらった金の立烏帽子に狩衣姿で、「強力」に担がれて白馬に乗り、二人の禿を従えて、四条通を東へ八坂神社の南門で馬を下り、本殿でお祓いを受けた後、神木の杉の葉でくるんだ「杉守り」を授かり、神の使いとなる。
同時に「五位少将、十万石」大名の格式を得たとみなされ、「お位もらい」とも呼ばれる。
頭につけたくじゃくの羽根飾り「蝶(ちょう)とんぼ」は約二〇〇年ぶりに新調した。狩衣の下につける衣装も約四〇年ぶりに作り直し、瑞雲(ずいうん)に鳳凰(ほうおう)が舞う豪華な文様が袖を彩った。
 
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 祇園祭神幸祭(十七日)と還幸祭(二十四日)で馬に乗って神輿を先頭する久世駒形稚児の「社参の儀」が七月十三日午後から、八坂神社で営まれる
駒形稚児は、八坂神社の祭神・素戔嗚尊の荒魂をまつる南区・綾戸国中神社の氏子から毎年選ばれる。
二人の稚児は金色の烏帽子をかぶり、狩衣姿で本殿で祭りの無事を祈り、玉櫛をささげた。
神幸祭還幸祭には別々の稚児が、馬に乗ったまま神社境内に入ることを許されるという破格の扱いを受け、馬の形をした綾戸国中神社のご神体「駒形」を胸にかけ、ご神霊を祀る神輿「中御座」を先導する。