"おいない"の京都最新情報

     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事
 
京都の花街で春の公演が迫ってきた二十一日、上七軒で「北野をどり」、宮川町で「京おどり」のプログラム用の写真撮影がそれぞれ行われた。華やかな舞台衣装に袖を通した芸舞妓が、カメラの前で本番さながらのしぐさを披露した。
 
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上七軒「北野をどり」
春の公演で最も早く開幕する上七軒歌舞会の「第六十五回北野をどり」(三月二十五日~四月七日)の撮影は、会場の上七軒歌舞練場で行われた。
黒色の裾引き姿の芸妓と色とりどりの衣装の舞妓がそろうと華やかな雰囲気に包まれた。
今年は二部制で芸舞妓二十六人が出演する。第一部は歌舞伎仕立ての舞踊劇「ゑにしの宮 末はひとつになる物語」。江戸時代の縁結びの神社を舞台に、身分の違う若い男女の恋物語を詩情豊かに表現する。
第二部は、純舞踊「旅情ところどころ」で、東北や九州、四国に伝わる民謡や伝統行事を題材にした多様な踊りと音楽を披露する。出演者全員の「上七軒夜曲」で華やかに終幕する。
期間中は午後一時半、同四時の二回公演。四三〇〇円、茶席券付き四八〇〇円。当日のみ学割二八〇〇円。
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 ★宮川町「京おどり」
宮川町歌舞会の「第六十八回京おどり」(四月一~十六日)の写真撮影は、会場となる宮川町歌舞練場で行われた。
雪景色が見える座敷を背景にした舞台で、舞妓たちが細やかにポーズを確かめていた。
今年は「月華抄(げっかしょう)」と題した全九景の演目で、芸舞妓六十人が出演する。前半の第一~四景は「竹取物語」を題材にしたファンタジックな舞踊絵巻を展開する。
第五景以降は、黒紋付の芸妓による「百年の寿」や、かつての港町のにぎわいを表現した「風流宮津節」、金閣寺など京都の名所を芸妓が艶(あで)やかな舞で表現する「名花の花舞」などを次々と披露する。豪華絢爛(けんらん)な総踊り「宮川音頭」でフィナーレを飾る。
期間中は午後〇時半、同二時半、同四時半の三回公演。二二〇〇円四八〇〇0円。当日のみ学割千円。
 

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】     

 
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    ★第五回記念大会と位置付けた「京都マラソン2017」が十九日、右京区西京極陸上競技場をスタート。
左京区平安神宮前にフィニッシュする四十二.一九五キロのコースで行われ、初マラソンに挑む選手、二人でたすきをつなぐペア駅伝の夫婦やカップル、車椅子で駆ける(六・一キロ)選手、アップダウンが激しく折り返しも多い起伏の激しい難コースで知られる京都マラソンに、さまざまな背景を持った一万六千人が出場した。 
  
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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

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 ★北区・上賀茂神社では、昔の人が春を待ちきれず野原に出て若菜を摘んだように、白装束の神職が境内で小さな松の苗を摘み取って神前に供え、早春の草花を採取して神に春の訪れを告げる祭祀、
神山の麓で際官達が姫小松を引き、玉箒草をそえて神前献上する「燃灯祭」が二月十八日に行われる。
もともと二月の二番目の子の日に若菜を採って遊宴を開いた宮中行事に由来する。
「乙子(おとね)神事」とも言われ、平安時代には貴族らが盛んに行い、和歌にも詠まれたが、春の到来を尊び宴遊した「野辺の遊び」を神事化したもので、いつのまにか一年の健康を祈願する神事に変わったという。八人の神職が約三十センチの松を丁寧に引き取り、玉箒草(タマボウキソウ)(別名・燃灯草)とともに紙に包んで本殿に奉納。
境内には和歌愛好家らが詰めかけ、ゆっくりと松を摘む珍しい神事を見つめていた。
   
 
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   [京 の 季 節 の 花 だ よ り]                
 
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★ しだれ梅と椿まつり
城南宮の神苑・楽水苑では、源氏物語に登場する一〇〇余種の草木があり、「春の山エリア」に植栽された一五〇本余りの紅白のしだれ梅は、二月下旬から咲きそろい始め、追って三〇〇本もの様々な椿が開花します。
巫女が「梅が神楽」を舞う。美容健康と招福を祈願した梅の花守りの特別授与。
神職による案内もあります。 二月十八日 ~三月二十二日
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 (今日現在の梅だより)  (十七日)
つぼみふくらむ・・二条城、、随心院、青谷梅林、
ちらほら咲き・・・北野天満宮梅宮大社、城南宮、京都御苑、、

 

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今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

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 仏教の祖、釈迦が亡くなった日とされる十五日、東山区清水寺経堂で涅槃図の公開が始まった。
釈迦の入滅を狩野派の画家山口雪渓(一六四三~一七三二年)が描いた図で、参拝者たちはじっくり見入ったり、手を合わせたりして遺徳をしのんだ。
涅槃図は、縦約三・九メートル、横約三メートル。満月の夜に沙羅双樹(さらそうじゅ)の下に横たわる釈迦を、弟子や動物が取り囲む様子が描かれている。
午前九時ごろに僧侶たちが釈迦三尊像の隣に掲げられた涅槃図の前で読経し、紙製の花をまく散華を行って釈迦の遺徳をたたえた。同日は、「りょうけいさん」と親しまれた大西良慶貫主の命日でもあり、追善法要が営まれた。
涅槃図の公開は二十一日までの午前九時から午後四時まで。自由に拝観できる。
 

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 天台宗(総本山・延暦寺大津市)の森川宏映(こうえい)座主が十四日、西本願寺で、平安時代に日本の浄土教の基礎を築いた僧侶恵心僧都源信(九四二~一〇一七年)の千年忌法要を営んだ。
天台座主が導師として西本願寺で法要を営むのは史上初。両寺院から十人ずつ僧侶が出仕し、阿弥陀経や念仏を共に唱えた。
源信は、延暦寺のある比叡山の横川(よかわ)地域を拠点に浄土教を研究。その主著「往生要集」は、後に比叡山で学んだ浄土宗の宗祖法然(一一三三~一二一二年)、浄土真宗の宗祖親鸞(一一七三~一二六二年)に大きな影響を与えた。一方で、鎌倉時代室町時代には、延暦寺法然の墓や当時の大谷本願寺を破壊するなどした歴史がある。
森川座主は、西本願寺の大谷光淳(こうじゅん)門主と懇談後、午後二時半から、源信の絵像が掲げられている阿弥陀堂で法要に臨んだ。参拝者約千人が見守る中、森川座主が本尊の阿弥陀如来立像の前に着座すると、延暦寺僧侶による声明が響き渡った。両寺院の僧侶は紙製の花をまく散華をしたり、よく似た節回しのお経を唱えたりして源信の遺徳をたたえた。
十七日には、東山区の浄土宗総本山・知恩院で、森川座主が源信の千年忌法要を営む。

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 餅上げ力奉納で知られ、「五大力さん」の呼び名で親しまれる五大力尊仁王会に先だって営む前行法要が十五日、伏見区醍醐寺で始まった。
国宝の金堂で五つの護摩壇に火が付けられ、参拝者が祈りをささげた。
五大力尊仁王会平安時代から続く法要で、不動明王など五つの明王の力を授かり、国の平和や人々の幸せを願うとされる。
前行法要は一週間で二十一回あり、延べ約千人の僧侶が金堂にこもって営む。この日は午後三時に始まり、五十人余りの僧侶が真言や般若心経を唱えた。
五つの護摩壇からそれぞれ火柱が勢いよく上がると、参拝者は火柱に護摩木をくべ、静かに目を閉じて経を唱えながら健康や家内安全を祈願し、手を合わせていた。
五大力尊仁王会は二十三日に営まれる。
 

 

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[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

 
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 東山区高台寺で開催中の冬の夜の茶会「夜咄」は、夜に楽しむ茶会。雨戸が閉ざされた薄暗い茶室の中で、ろうそくに灯がともり、ほんのりと浮かび上がるセピア色の世界。炎の明かりに照らされた釜の湯気がゆらりと映える。
冬に行われる茶事で、寒気を和らげる手あぶりなどが置かれるのも特徴。観光客向けに午後五時ごろから催し、雰囲気のある茶室で京菓子や薄茶を楽しむことができる。 
茶会の経験の無い人でも気軽に呈茶・点心(軽いお食事)を充分に味わえる企画です。湯葉料理や庭園の観賞も付き、冷え込む京都で冬の夜をゆったり過ごすのも心地よいでしょう。三月五日まで金、土、日曜に開かれる。 

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  ★京都名物「第二十回 JR京都駅ビル大階段駈け上がり大会」が十一日、JR京都駅ビル室町小路広場・大階段であった。
八十チーム三二〇人が高低差三〇メートル、一七一段を一気に疾走した。
見上げるような大階段を勢いよく走り、健脚を競い合った。
KBS京都の主催。全国から集った健脚自慢の職場やサークル、家族などの四人で一チームを作り、団体と個人のタイムを競った。一般部門に加え、着ぐるみなどを着たパフォーマンス部門もあった。
パフォーマンス部門では人気の映画のキャラクターやお笑い芸人に扮(ふん)した走者が会場を盛り上げていた。参加者は気合十分に勢いよくスタートしたが、大階段の上部では息を切らし、ふらふらになっていた。倒れ込みながらも懸命にゴールする姿に、市民や観光客が大きな拍手を送っていた。

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 伏見区伏見稲荷大社で二月初午の日(今年は十二日)に「初午大祭」が営まれる。
七一一(和銅四)年二月の初午の日に、祭神・稲荷大神が稲荷山に降臨し、初めて鎮座したという故事に由来する。
この日にお山の杉の枝を持ち帰ると幸せになると伝えられている。
冷え込みは厳しいが好天に恵まれ、境内は早朝から商売繁盛や家内安全を祈願する多くの参拝者でにぎわった。
本殿や社の柱には、杉とシイの葉を組み合わせた「青山飾り」が取り付けられ、境内は家内安全、商売繁盛を願う人々で、祈祷の順番を待つ長い列が夕方まで続き、縁起物である繁栄・招福を祈る御神木「しるしの杉」や「福かさね」を買う参拝客で賑わった。
 
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