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2018年 5月 17日(木)
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
★下京区高辻通室町西入ルの繁昌(はんじょう)神社は十七日に開催する例大祭「繁昌祭」で、「湯立(ゆたて)神楽」を行う。
戦時中に途絶えた同祭の神輿巡行が一昨年再開したのに続き、祭りをさらに盛り上げようと氏子らが企画した。
湯立神楽は、巫女(みこ)が釜の湯をササの葉で振りまき、無病息災を願う神事。神社には一九四一年の記録が残っているが、以降は神輿巡行とともに途絶えた。氏子らが、長く蔵に眠っていた湯立釜に光を当てることを企画し、知人の巫女に依頼して神楽を再興する。
当日は巫女が湯立ての後に舞を披露する。湯のしぶきを浴びると厄よけの効果があるという。湯立神楽は午前十時開始。午後一時からは神輿の巡行があり、堤灯や太刀を携えた隊列が綾小路、室町、松原、新町通に囲まれた地域を練り歩く。
戦時中に途絶えた同祭の神輿巡行が一昨年再開したのに続き、祭りをさらに盛り上げようと氏子らが企画した。
湯立神楽は、巫女(みこ)が釜の湯をササの葉で振りまき、無病息災を願う神事。神社には一九四一年の記録が残っているが、以降は神輿巡行とともに途絶えた。氏子らが、長く蔵に眠っていた湯立釜に光を当てることを企画し、知人の巫女に依頼して神楽を再興する。
当日は巫女が湯立ての後に舞を披露する。湯のしぶきを浴びると厄よけの効果があるという。湯立神楽は午前十時開始。午後一時からは神輿の巡行があり、堤灯や太刀を携えた隊列が綾小路、室町、松原、新町通に囲まれた地域を練り歩く。
【葵 祭シリーズ】
2018年 5月 18日(金)
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
★上京区の上御霊神社は、約四〇〇年前に天皇から寄進された牛車が十八日の御霊祭で、三基の神輿を先導して京都御苑内を巡行する。
神輿渡御の儀。
貞観五年の御霊会が起源であり、都で最古の祭礼といわれています。
御苑の北側にある上御霊神社は皇室との関係が深く、東京遷都直後の一八七〇年ごろまは神輿が京都御所へ渡御したと伝わる。
伝統的な祭りの姿を取り戻そうと、二〇〇九年に神輿の御苑巡行を復活させたが、牛車は今出川御門で待機していた。今年は神幸列の全員と牛車も加わり、平安装束の氏子、神職や担ぎ手など約五〇〇人とともに今出川御門から入る。神輿三基は京都御所北側の朔平(さくへい)門の前で並び、そろって担ぎ上げる。みこしの行列は〇時半に神社を出発し北区一帯を五時間近くかけて練り歩きます。
牛車は一六〇〇年ごろに後陽成天皇から寄進されたとされる。巡行では、道案内の神といわれる猿田彦大神の神体を載せる。
神輿渡御の儀。
貞観五年の御霊会が起源であり、都で最古の祭礼といわれています。
御苑の北側にある上御霊神社は皇室との関係が深く、東京遷都直後の一八七〇年ごろまは神輿が京都御所へ渡御したと伝わる。
伝統的な祭りの姿を取り戻そうと、二〇〇九年に神輿の御苑巡行を復活させたが、牛車は今出川御門で待機していた。今年は神幸列の全員と牛車も加わり、平安装束の氏子、神職や担ぎ手など約五〇〇人とともに今出川御門から入る。神輿三基は京都御所北側の朔平(さくへい)門の前で並び、そろって担ぎ上げる。みこしの行列は〇時半に神社を出発し北区一帯を五時間近くかけて練り歩きます。
牛車は一六〇〇年ごろに後陽成天皇から寄進されたとされる。巡行では、道案内の神といわれる猿田彦大神の神体を載せる。