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東福寺:通天橋と色づき始めたカエデを背に、臥雲橋

東山区東福寺は、紅葉の名所として知られる「通天橋」の橋上で写真撮影することを、十二~三十日まで禁止する。
大勢の見物客が紅葉を撮影しようとして危険な状態になるため、初めて撮影禁止に踏み切った。撮影者は年々増えており、同寺は「事故を防ぐためにはやむを得ない」と説明している。
通天橋は境内の中央部にあり、方丈(ほうじょう)と開山堂を結ぶ。橋の下には約二千本のカエデがあり、紅葉を一望できる絶景スポットとして知られる。
同寺によると、紅葉シーズンには多い日で約三万五千人が訪れる。近年、携帯電話やカメラで景色を撮ろうと橋上で立ち止まる人が増え、人波の動かない日もあった。中には、高さ約一メートルの欄干に腰掛けたり、身を乗り出したりして記念撮影する人もいたという。
通天橋は、明石歩道橋事故の現場と形状が似ているといい、同寺は、このままでは将棋倒しや橋からの転落事故が発生しかねないと判断。撮影禁止を決めた。通天橋と西側の臥雲(がうん)橋の二カ所が対象で、日本語の説明に、カメラの絵に×印を付けたマークを添えた案内を、境内に掲示する。
     


[京 の 紅 葉 だ よ り]

清水寺:「秋の夜間ライトアップ」2016年

京都市内の木々の色づきとともに、紅葉の名所でライトアップが本格化している。
世界遺産清水寺で十二日夜、秋の夜間特別拝観に伴い、ライトアップが始まった。色づき始めたモミジにやわらかな照明が彩りを加え、「清水の舞台」が鮮やかに浮かび上がった。
清水寺では秋の紅葉シーズンに合わせて夜間拝観を実施しており、今年は二十三年目となる。境内には約千本のモミジがあり、国宝の本堂などを約五〇〇基の電灯で照らす。
ライトが点灯すると、木々が明るく照らし出され、華やぎを増した。うっとりと見入って深まる秋の京都を満喫していた。「今年の紅葉は例年よりやや早く、来週末ぐらいから見ごろを迎えそうだ」という。
夜間拝観は十二日~十二月四日の午後六~九時(受け付け時間)。拝観料が必要。


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