"おいない"の京都最新情報

   2019年 4月 22日 (月)  
 
     [京 の 季 節 の 花 だ よ り]
 
 豊臣秀吉が築いた御土居一帯を新緑のアーチが彩る「青もみじ」が、北野天満宮境内で見頃を迎えている。紙屋川のせせらぎが流れ、鳥がさえずる中、参拝者たちが若葉みずみずしい散策路をゆったりと眺め歩いた。
境内西側に広がる御土居と紙屋川沿いの「もみじ苑」には、約三五〇本のモミジが並ぶ。秋の紅葉だけでなく初夏の風情も楽しんでもらおうと、二〇一五年からこの時期に公開している。
観光客らが朝から散策し、朱色の欄干を掛けた太鼓橋、黄色に花咲くヤマブキとの対比にしばし目を向けた。もみじ苑は六月三〇日まで。入苑料は中学生以上五〇〇円。
 
   2019年 4月 23日 (火)
  
     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
 法然上人御忌大会(四月二十三~二十五日)
法然上人がお亡くなりになられた日に行われる法要で、百萬遍知恩寺で一番大きく重要な法要です。

法然上人がお亡くなりになったられた後、その命日に上人の門弟たちが修した「知恩講」に由来します。
もともと「御忌」という言葉は天皇や皇后の忌日法要を指していましたが、大永四年(一五二四年)当時の天皇である後柏原天皇より「知恩院にて法然上人の御忌を勤めよ」という「大永の御忌鳳詔」が出されました。これより法然上人の忌日法要を「御忌」と呼ぶようになりました。
当初は一月に勤められていましたが、明治一〇年から四月に勤められるようになりました。当山では四月二十三日午後から二十五日午前中までの三日間、日中・逮夜の各法要が勤められ、法要中には利剣の名号を掛け、大念珠を降ろして皆様に繰って頂きます
 
★宗祖・法然上人の年忌法要「第八百八回御忌(ぎょき)」が営まれている長岡京市粟生の光明寺で二十三日、菩薩(ぼさつ)の来迎(らいごう)を表現した「二十五菩薩行道会(ぎょうどうえ)」があり、参拝者らが遺徳をしのんだ。
法然上人の命日は一二一二(建暦(けんりゃく)二)年一月二十五日。御忌は一五二四(大永四)年から営まれているが、明治時代に入って檀信徒が参詣しやすい暖かな四月に改められた。今年も25日までの1週間の日程で行っている。
五日目の法要では蓮台(れんだい)の器を持つ観世音菩薩や柄についた天蓋(てんがい)を掲げる普賢(ふげん)菩薩など「二十五菩
薩」が雅楽の演奏に導かれ、御影堂の周囲や堂内の内陣の周りを練り歩いた。
この後、大導師の法主ら僧侶約六十人が御影堂に入ったのに続き、大僧正の名代の講讃(こうさん)導師が着座して古式にのっとり法然上人の一代記の「歎徳之疏(たんどくのしょ)」を力強く読み上げた。引き続き、同上人の念仏の教えを説く「一枚起請文(きしょうもん)」を僧侶や参拝者らと拝読。堂内に僧侶の読経が響くと檀信徒らは手を合わせて宗祖をしのんだ。
 
   20819年 4月 25日(木)
 
     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
 ★南区・吉祥院天満宮で毎年四月二十五日に春の「六斎念仏踊り」が行われる。
春と夏の年二回奉納される伝統行事です。鼓ではやし、念仏を唱えながら踊る民俗芸能。重要無形民俗文化財に指定されています。
 
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