2019年 1月 1日(火)


     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
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 京都府内の社寺は元日から二日にかけ、大勢の初詣客でにぎわった。平成最後の新年は両日とも好天に恵まれ、人々は心穏やかに手を合わせ、幸せな年となるよう願った。
伏見稲荷大社では、元日から人波がとぎれることなく続いた。二日も朝から参拝者が本殿前に列をなし、観光客に人気の千本鳥居も人であふれた。屋台で買った食べ物をほおばる家族連れや、キツネの面をかぶり写真を撮る外国人らが笑顔で行き交い、境内は活気に満ちた。
同神社は、二月二日の初午(はつうま)祭までにぎわいが続くとしている。
 
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 ★正月の京都は各社寺への初詣から始まりますが、何と言っても伏見のお稲荷さん詣りです。全国に約四万あると言われる稲荷大社のの総本社で、京都における最も古い神社の一つであり、古くから五穀豊穣、商売繁盛の神として朝野の崇敬を集め、参拝者は絶えることがなく、一年中全国から多くの参拝でに賑わいます。
特に正月三ヶ日の伏見稲荷大社では初詣客が参道から本殿まで長い列を作り、昨年は大晦日から三日までの人出は伏見稲荷大社:約三百万人、全国で四位の人・人・人でひしめき合った。
伏見稲荷大社について一言】
創建時代は不詳で定かではないが和銅四年に秦伊呂具が稲荷山の三ヵ峰に三社を創祀したという。
秦伊呂具が餅を的にして矢を射ったところ、その餅が白鳥になって山の峰に飛んで行き、そこに稲が生えたので、イナリの社名になったと伝わる。
平安遷都後、稲荷信仰の中心的存在となった。また、天長四年(八二七)空海が東寺の塔材用として、神材を伐ったことから真言宗と結びつき、益々繁盛した。

 

 

 ★好天に恵まれた元日、京都府内の神社や寺院は、朝から大勢の初詣客でにぎわった。足腰の守護神として知られ、境内の「狛猪(こまいのしし)」にちなみ「いのしし神社」とも呼ばれ親しまれている上京区烏丸通下長者町下ルの護王神社では、亥年にあやかって多くの参拝者が訪れ、混雑した。
幅四メートル、高さ三メートルの大絵馬が飾られた境内は、午前十時を過ぎたころから混雑し始めた。お参りの行列が神社前の烏丸通にまで伸び、午後には三〇〇メートルほどの長さになった。同神社の本郷貴弘禰宜によると、十二年前の亥年の時は平年の十倍ほどの参拝者だったが、今年はそのときを上回る混雑といい、驚いた様子だった。
 
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 山科区日の岡・日向大神宮で暦が一月一日に変わって寅の刻(午前三時)闇の中を隠火の明かりを頼りに「朝日泉(アサヒイズミ)」の扉が開かれる。  
柄杓(ひしゃく)を下して若水を竹筒にくみ、内・外宮の神前に供えて一年最初の歳旦祭が営まれる。「京のお伊勢さん」と親しまれる日向大神宮は、東海道を往来した旅人たちが道中の安全を祈るなど、信仰を集めてきた。清和天皇(平安前期)の時代、貞観年間に疫病が流行した際、勅願が行われました
。「この宮地に湧きいづる清水の水を汲んで万民に与えよ」との神のお告げがあり、その通りを菅原の船津卿に命じて行わしめられたところ、たちまち疫病がおさまりましたのでこの泉を朝日泉と名づけ給うたと伝えられています。
この霊泉は、京の名泉の一つで、古儀にならい毎年元旦に若水を汲み神饌を調理し、両本宮に献供して世界平和、国家安泰、家運繁栄、無病息災の祈願祭が巌修されます。
元旦の朝に汲む水を「若水」といわれ、縁起が良く正月三が日に参詣者に授与されます。
大きな水がめにたっぷり入っているので、水筒などを持参して、お雑煮に、大福茶に使ってみましょう。一年始まりの朝の、清々しい神事です。
 
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 ★京都では、お正月の朝に汲む水を「若水」といわれ縁起がよく、東山区六波羅密寺では正月三が日元旦に汲んだ水を沸かし、結び昆布と小粒梅を若水でいれた煎茶「皇服茶」(大福茶)を飲む習わしがあり毎年、振舞われる。
平安時代開山である、空也上人が病人に薬茶をふるまって平癒させたという寺伝に基づいて始まった。村上天皇も服したことから「皇服茶」の名称が付いた。
京都では「大福茶」と言って、各家庭でも行われている。
先着三千名に稲穂が無料授与されます。
 
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 ★元旦より、新年の縁結び開運招福を願い、東山区地主神社では、えんむすび初大国祭が行わる。
古代縄文より伝わる石笛を奏し、新年のご利益のある神さまを呼び申し上げます

厄除け開運お祓いのあと、縁結び良縁達成の祝詞(のりと)を読み上げます。
お祭りに参加された方には「開運こづち」を無料授与。
片方の石からもう一方の石へと目を閉じたまま歩いて無事にたどり着けると恋の願いが叶うという、本殿前の「恋占いの石」のお祓いが行われます。
また恋占いおみくじやえんむすびお守り、新年エト絵馬、破魔矢を求める参拝者で例年最高の人出となります。新春のえんむすび祈願の受付もしている。

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