"おいない"の京都最新情報

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 ★女性の囃子(はやし)方グループ「平成女鉾清音(さやね)会」が三十日、東山区の八坂神社で恒例の奉納演奏を行った。
涼しげな白い浴衣姿のメンバーたちが祇園囃子を境内に響かせた。
同会は祇園祭への参加を目指して一九九六年に発足した。現在は一〇歳から六〇代の六〇人が在籍し、囃子の練習に取り組んでいる。
揃いの白の浴衣姿で八坂神社の舞殿に登場し、独自の囃子の「清音」や伝統的な演目で厳かな雰囲気の「唐子白山」などなど十五曲を披露した。
全員で息を合わせて、鉦(かね)と太鼓、笛の奏でる音色に、「ハーヨイヨイ」というすがすがしい澄んだ女性の声が境内に響き、京の盛夏の風情を醸し出していた。
この日はメンバー四十四人が演奏に参加。「ハーヨーイヨイ」というすがすがしい澄んだ威勢の良い掛け声を上げ、境内に響き、京の盛夏の風情を醸し出していた。神社を訪れた国内外の観光客たちは、足を止めて華やかな音色に聞き入っていた。
 祇園祭・神事済奉告祭は二十九日に行われ、、七月一日の吉符入りから約一ヶ月にわたって営まれた祇園祭の無事終了を神前に奉告し、神恩に感謝する神事です。
祇園祭を締めくくる「夏越祭」が七月三十一日、八坂神社境内・疫神社で営まれる
夏越祭は素戔嗚尊スサノオノミコト)の神話に由来する。
南海への旅の途中、疫神社の祭神の蘇民将来に手厚くもてなされた事に感謝し、「蘇民将来之子孫也」の護符をもっている人を疫病から守ろうと約束事の伝承にちなむ神事で、直径二㍍の大茅の輪をくぐって、無病息災・商売繁盛を祈願する。
お参りの後は、カヤの葉を抜き取っては思い思いの大きさの輪を作り、お守りに持ち帰る。それはひと月にわたる祇園祭の終幕でもある。

※一ヶ月に亘り、私の拙いブログ 【祇 園 祭 シ リ ー ズ】 をご笑読頂きましたお方には感謝致します、有難う御座いました。
本日をもちまして祇園祭シリーズは完了致します。
 伏見区御香宮神社で七月三十一日、無病息災を祈願する「茅の輪神事」が行われる。
本殿と拝殿の間に備えられた直径二㍍ほどの輪をくぐりながら「夏を元気に過ごせますように」と言いながら祈る。
「夏越しの祓え」として毎年この日に行っている。
参拝後、茅の輪からカヤを抜いて持ち帰り輪にして門口に吊しておくと、「知恵を授かる」とか「家の厄除けに」と持ち帰る参拝客もいる。
 伊根町の夏の風物詩「伊根祭」の本祭が三十一日、同町の亀島と平田両区で営まれた。
真夏の日差しで水面が輝く中、祭礼船や神楽船が祭りばやしを響かせながら伊根湾を横断し、住民たちが海の安全や大漁、豊作を願った。
京都の祇園とゆかりの深い八坂神社(同町亀島)の祭礼で、江戸期に始まったとされる。豊漁の年には豪華な船屋台が登場して「海の祇園祭」とも呼ばれるが、魚価の低迷などで船屋台巡行は実施しなかった。
赤や青など色鮮やかなのぼりを立てた祭礼船と神楽船が伊根湾東側を出発。三十分ほどかけて同神社のある対岸に渡り、船上では子どもたちが笛や太鼓の音色に合わせて、かねを鳴らしたり太刀振りを披露したりした。
町内では子どもみこしの巡行もあり、観光客が盛んにシャッターを切っていた。
愛宕神社の千日詣り
火災よけの神として信仰を集める清滝口から登る「火伏せの神」として有名な標高九二四㍍の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社で、七月三十一日の夜から八月一日未明にかけて朝まで夜を通して続く恒例の「千日詣り」が行われる。

この夜に参拝すると千日分の功徳、火よけ、防火の御利益があると言われ、毎年全国から老若男女の大勢の参拝客が清滝の登り口から神社のある愛宕山頂を目指し、約二時間、四㌔の山道を汗だくになってたどる
三歳までの子どもがこの日に参拝すれば、一生火の災難に遭わないとの言い伝えもあり、三歳までの幼児を背負った親たちは「お登りやす」「おくだりやす」「ようお参り」とお互いに励まし合いながら登って行く。
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