[京 の 季 節 の 花 だ よ り]

 [京 の 季 節 の 花 だ よ り] 

法金剛院「観蓮会」

★「蓮の寺」として有名な右京区花園・法金剛院で恒例のハス花をめでる「観蓮会」が開かれている。
法金剛院には、待賢門院が平安時代末期に極楽浄土を模して造園させた回遊式の庭園がある。

ハスは極楽浄土に咲く花とされ、庭園には中国やインド原産の約九十種類のハスが名勝の苑池や鉢に植えられている。
淡いピンクや透き通るような白色、濃い赤色などの花や色づいたつぼみの華麗な花が見頃を迎えている。
夏の強い日差しを受け、輝く大輪の花を咲かせている。
早朝に美しく咲くので開門時間を早めて午前七時に観蓮会を開いている。「かんかん照った後は数日したらよく咲く」と住職は話す。
観蓮会は七月三十日まで。午前七時~午後三時半に開門する。

法金剛院;「観蓮会」’08-316
 
法金剛院のハスの花 06’