"おいない"の京都最新情報

  【祇 園 祭 シ リ ーズ】

 
イメージ 4
 祇園祭・神事済奉告祭は二十九日に行われ、、七月一日の吉符入りから約一ヶ月にわたって営まれた祇園祭の無事終了を神前に奉告し、神恩に感謝する神事です。
祇園祭を締めくくる「夏越祭」が七月三十一日、八坂神社境内・疫神社で営まれる。
夏越祭は素戔嗚尊スサノオノミコト)の神話に由来する。
南海への旅の途中、疫神社の祭神の蘇民将来に手厚くもてなされた事に感謝し、「蘇民将来之子孫也」の護符をもっている人を疫病から守ろうと約束事の伝承にちなむ神事で、直径二㍍の大茅の輪をくぐって、無病息災・商売繁盛を祈願する。
お参りの後は、カヤの葉を抜き取っては思い思いの大きさの輪を作り、お守りに持ち帰る。それはひと月にわたる祇園祭の終幕でもある。
 
イメージ 5
 
※一ヶ月に亘り、私の拙いブログ 【祇 園 祭 シ リ ー ズ】 をご笑読頂きましたお方には感謝致します、有難う御座いました。
本日をもちまして祇園祭シリーズは完了致します。
 
     【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
 
イメージ 1
伏見区御香宮神社で七月三十一日、無病息災を祈願する「茅の輪神事」が行われる。
本殿と拝殿の間に備えられた直径二㍍ほどの輪をくぐりながら「夏を元気に過ごせますように」と言いながら祈る。
「夏越しの祓え」として毎年この日に行っている。
参拝後、茅の輪からカヤを抜いて持ち帰り輪にして門口に吊しておくと、「知恵を授かる」とか「家の厄除けに」と持ち帰る参拝客もいる。
 
イメージ 2
 愛宕神社の千日詣り
火災よけの神として信仰を集める清滝口から登る「火伏せの神」として有名な標高九二四㍍の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社で、七月三十一日の夜から八月一日未明にかけて朝まで夜を通して続く恒例の「千日詣り」が行われる。
この夜に参拝すると千日分の功徳、火よけ、防火の御利益があると言われ、毎年全国から老若男女の大勢の参拝客が清滝の登り口から神社のある愛宕山頂を目指し、約二時間、四㌔の山道を汗だくになってたどる
三歳までの子どもがこの日に参拝すれば、一生火の災難に遭わないとの言い伝えもあり、三歳までの幼児を背負った親たちは「お登りやす」「おくだりやす」「ようお参り」とお互いに励まし合いながら登って行く。
 
イメージ 3