"おいない"の京都最新情報

 

 2019年 6月 22日 (土)

  
     [ 祇 園 祭 シ リ ー ズ ] 
 
 祇園祭役行者(えんのぎょうじゃ)山(室町通三条上ル)の蔵が一一四年ぶりとなる修復を終えた。修験道ゆかりの輪宝紋の入った屋根瓦やしっくいの壁が真新しくなり、七月五日にある同山の吉符入りを待つばかりとなっている。
蔵は一八七〇年に建てられた二棟。ご神体や山の骨組みなどが納められており、一九〇五年に修復した記録が残る。昨年九月の台風二十一号で壁や屋根の一部が落ちる被害があり、役行者山保存会が昨秋、本格的な修復工事に取り掛かっていた。
紋入りの瓦は特注品で、屋根の一部は古い瓦を活用しながらふき直した。後祭(あとまつり)の宵山期間に当たる七月二十一~二十三日には一般の人たちも外観を見られるようにする。
「瓦の紋に注目してほしい」とのこと。

 

  2019年 6月 23日(日)

     [京 の 季 節 の 花 だ よ り]
 
三千院:「奥の院あじさい苑」
 左京区大原の三千院で六月二十三日から恒例の「あじさい祭り」が始まる。
奥の院あじさい苑」一帯には三千株以上のアジサイが植えられ、一般的なあじさいの他にも「山あじさい」「星あじさい」「蔓あじさい」など様々なアジサイが所狭しと咲き誇っています。見ごろは六月下旬から七月上旬ごろ。

杉木立と苔むした雰囲気の中に青や薄紫の色鮮やかに咲くアジサイは格別で、中でも朝露で色を増した薄紫のヤマアジサイや小さな花びらが愛らしいホシアジサイは心が洗われる。
散策路沿いでは、大人の背丈程のアジサイも。
対照的に、せせらぎの近くではヤマアジサイが小さな花を咲かせます。
午前八時半~午後五時。七月十五日まで。拝観料 七百円。
 
 京都御苑の東側(寺町通)沿いに建つ、節分で有名な紫式部ゆかりの廬山寺では、キキョウが見ごろになってきた。
「源氏庭」で紫のかれんな花を競い、訪れた人を楽しませている。

この寺の場所にはかって、紫式部のお父さんの藤原為時の居宅があり、式部が「源氏物語」を執筆したとされている。
キキョウは源氏物語に登場するなど古代から愛されており、廬山寺の源氏庭には平安時代の風情を伝えようと約千株が植えられて、つり鐘型の花が庭一面に、白砂と鮮やかなコントラストを見せている。廬山寺の桔梗は七月に満開となり、九月頃まで楽しめそうです。
 
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