"おいない"の京都最新情報

 2017年 6月 1日(木)


     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
 
 
 

★嵯峨・車折神社は、六月一日より一ヶ月間に亘って、茅の輪くぐりができる唯一の神社で、境内には人形が置いてあり、半年の罪や汚れを移した人形(ひとがた)を献納して、いち早く身も心も清らかになり、下半期を無事に過ごせるよう祈願する。
 
 

 

★水の神を祭る洛北・貴船神社は毎年、六月一日に「貴船祭」が行われる。
神武天皇の皇母の玉依姫が黄船に乗って貴船川をさかのぼり、この地に祠を建てたことに始まるという。

かっては四月と十一月の両月に行われていた貴船御更衣祭に起源する。
特に四月の祭は、その昔参拝者がいたどり摘み競争を行っていたことから、俗に「いたどり祭」とも呼ばれた
乙女舞・御神輿発興祭・奥宮例祭・お千度詣・出雲神楽奉納がある。
 

 

 
        

 

上京区北野天満宮で六月一日、平安時代から続く通称「雷除大祭」といわれる雷除け、火難除け、五穀豊穣祈願が営まれた。
火雷神をまつる摂社・火之御子(ひのみこ)社の例祭
。「北野の雷公」と親しまれ、平安時代から雨ごいや豊作祈願の対象。最近は電気工事関係者などが安全祈願に訪れる。
古式通り火打ち石で火を起こして祈祷された雷よけのお札やお守りが授与される。雷が雨を呼ぶことから豊作のご利益もあるとされ、農業を営む人からの信仰があつい。
 
 

 

★夕涼み京の鴨川納涼床 「本床開き」
若葉いよいよ鮮やかに、初夏を思わせる爽やかな季節となってきました。
四季折々の風情を水面に映す鴨川もまた、すっかり初夏の装いをまとい、「鴨川納涼床本床開き」の到来を告げているかのようです。
古くは十六世紀に始まったとされ、長い歴史とともに歩んだきた「鴨川納涼床」。

川面にわたる風とせせらぎの音に涼をとり、夏の楽しみとして現代まで連綿と受け継がれてきました。
「本床」の期簡(六月一日~八月三十一日)は夕方からの営業のみ
後涼み」の期簡(九月一日~九月三十日)は昼と夜の営業

 

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