"おいない"の京都最新情報

  2019年 4 月 12 日(金)

     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
 伏見稲荷大社で豊作を祈る水口播種祭が行われた。 桜の花びらが浮かぶ神田に、すげがさにあかねだすきの早乙女姿の人たちが種もみをまいた。境内北側にある広さ約三三〇平方メートルの神田の一角で行われた。 信者の男女約二〇人が、神楽の演奏される中、桜の花びらが浮かぶ水面に種もみをまいていった。この種もみから育った苗を、六月の田植祭で植え、十月の抜穂祭では約一五〇㌔のコメの収穫を見込んでいる。
 
 ★嵯峨御所とも呼ばれる真言宗大覚寺派大本山門跡寺院です。 門跡が華道嵯峨流の家元だったことから、嵯峨天皇の命日十五日にいけばな嵯峨流最大の祭典「嵯峨天皇奉献 華道祭」法要献花が行われる。 門跡ほか緋袴に身を包んだ女性達が菊を手に行列します。境内に展示される多数の生花も必見。 数多くのいけばなを展示する華展をはじめ、年に二回しか行われない大沢池の「龍頭鷁首舟」、平安絵巻さながらの献華式やお茶席、各種法会など、優雅なたたずまいのなか繰り広げられます。 茶席や模擬店も出て、たいそう賑やかです。  
 
 ★数え年十三歳を迎える子どもたちの健やかな成長を祈願する「十三まいり」(京都織物卸商業組合主催)が十三日、西京区嵐山の虚空蔵法輪寺であった。 春の陽気の下で着物姿の子どもたちが家族とともに参拝し、学業成就などを願った。 十三まいりは、知恵を授ける虚空蔵菩薩(ぼさつ)にお参りする行事。 頂いた知恵をなくさないよう、帰りの渡月橋では振り返らずに渡りきらなければならない、との言い伝えがある。 十三参りの始まりは、空海室戸岬の洞窟(御厨人窟)に籠もって虚空蔵求聞持法を修したことにより飛躍的に記憶力が増したことから、数え年十三歳を迎えた(少年は昔の元服時期にあたり、少女は個人差はありますが、初潮を迎える時期に合致。)少年・少女が、これまで健やかに成長できたことへの感謝とともに、これから益々知恵と福徳を授かる為に、広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩(虚空蔵菩薩)に参拝する行事です。虚空菩薩とは、十三番目に誕生した智恵と福徳を司る菩薩と言われています。別名:知恵詣り・智恵もらいとも呼ばれています。 春:三月十三日から五月十三日(四月十三日を中日とした一月間) 秋:一〇月から十一月
 
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