"おいない"の京都最新情報

2019年 3月 10日(土)


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西京区・虚空蔵法輪寺で「芸能上達祈願祭」が三月十日に行われる。
空海の弟子にあたる道昌が虚空蔵菩薩を安置し、知恵と技芸を授けてくれる守護仏として古くから人々の信仰を集めている。

芸の上達を願う祈願法要が行われ、茂山忠三郎社中による奉納狂言も行われる。
本尊の虚空蔵菩薩が「種々の芸道に長じ、技芸に上達せんと欲するものは、わが名をとなえよ」と語ったとされることにちなみ、毎年この日に営まれる。
 
 
 ★京都の春の観光シーズンのトップを、保津峡に早春の訪れを告げる嵐山から亀岡へと走る名物「嵯峨野トロッコ列車」が三月一日に再開し、春のオープン船営業を迎えた。名勝「保津川下り」の川開きが三月十日、出発地の亀岡市保津川遊船乗船場で開かれた。 この日からビニールシートなどで覆っていた座敷暖房船から、通常のベンチシートの船に変わる。例年は「川開き」と呼んでいたが冬場に運休していたとの誤解を避けるため、昨年から「保津舟の日」と改称した。
この保津川下りは古く、慶長十一年(一六〇六)角倉了以が、木材・薪炭など丹波地方の産物を京へ送るための産業水路として開いたもので、今では日本一の川下りとして、国内はもちろん世界的にも有名です。保津峡を開削して今年で四百十二年目に当たる。
華やかに、色鮮やかに飾り付けられた遊船や、米俵や酒樽を積んだ当時を再現した「荷舟」が仕立てられ、穏やかな春の陽光を浴びながら、水ぬるむ川面を保津峡へと漕ぎ出し、古くから伝わる「旭太鼓」を披露する地元の男性を先頭に乗せた遊船が、勇壮な音を響かせ出航する。
吹き流しや花で彩られた花飾り船を先頭に十隻が連なるように終着嵯峨嵐山までの険しく美しい峡谷景観を楽しみながらの十六㌔の急流を約二時間かけて下る川下りを、豪快な船頭の竿裁きを頼りにスタートする。
乗船料金は大人 四千百円:小人 二千七百円。
貸切船 一隻 定員十七名まで 八万二千円
午前九時~午後三時半まで、十一月三十日まで毎日七便運航。
 
 
 
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