"おいない"の京都最新情報

2019年 2月 9日(土)


    【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】 
 
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山科区・小山に伝わる早春の伝統行事「二ノ講」(ニノコウ「二九」)が、二月九日に行われる。
鎌倉時代、一三一三(正和二)年、牛尾観音の参拝者や村人を苦しめていた大蛇を一人の武士が退治した言い伝えに由来する。
その後、武士に倒された大蛇のたたりを恐れた住民が、音羽川の岸の松に流れ着いた大蛇の死骸をあつく葬ったのが始まりと言われています。
音羽川の堤に稲わらの大蛇を祭ったのが始まりと伝えられる。それ以来毎年、順番で小山町に住む四軒が、当日の早朝から退治された二月九日にわらで大蛇に見立てて編みはじめ、その松の木に奉納し、五穀豊穣と家内安全を祈ります。
直径十㌢ほどの稲わらの束をねじり、全長十二㍍、太さ〇.三㍍の大蛇に仕上げ、長さ八㍍の竹の棒に巻き付け、うろこ見立てたシキミやマツ、御幣を取り付けて完成させる。
杉と松の老木に掲げて豊作と厄よけ、一年の平穏を祈願する。一九九三年に京都市無形民俗文化財に登録されている。

 

  2019年 2月 10(日)

       【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

 

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三千院初午大根焚き法要
三千院では、ご参拝の皆様に幸先のよい年をおくっていただければと祈念し、毎年二月の初午の時期にあわせ「幸せを呼ぶ大根焚き」を奥の院金色不動堂前広場において盛大に行われます。
今年は十日~十四日。
大根は大原の畑で有機農法で栽培されたものです。大原の里人たちが真心を込めて育てられたこの純白の大根は何色にも染めやすく、味付けも沁みやすいことで有名です。
厳冬の大原の里で、特別祈祷のあつあつの大根を味わい、お参りの皆さん共々、無病息災、開運招福をお祈りしましょう。
なお「三千院の初午大根焚き」は、出世金色不動明王のご加護とご利益をいただけるよう、特別祈祷をしております

 

   2019年 2月 11日(月)
 
     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
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源氏物語の世界を実現しようとしたと言われる庭園「神苑」をもつ伏見区・城南宮では、物語に登場する風習にちなんで、毎年旧暦の一月七日に近い二月十一日に、境内で栽培された新鮮な春の野草を神前に献じ、セリやナズナスズナスズシロなど、色と香りの「春の七草」を入れた粥を食べ、一年間の万病退散、無病息災と不老長寿を願って貰おうと祈願する神事。
参拝者には七草粥がふるまわれ、みずみずしい春の味が楽しめる。 庭園・楽水苑では春の七草が見られる。   
 
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  ★神仏両界大柴燈護摩供(しんぶつりょうかいだいさいとうごまく)
阿含の星まつり」は、正式には「火の祭典・阿含の星まつり神仏両界大柴燈護摩供」と呼び、毎年二月十一日(祝)、本山(山科区北花山大峰)境内地において厳修される、阿含宗最大の行事です。
約三十年以上の歴史を持つ、この行事は、参拝者が例年五〇万人を超え、京都の冬の風物詩として、その名が知られています。
この護摩供は、仏教の総本尊「真正仏舎利尊」および、神界の主神として素佐之男命を奉安し、大導師を務められる桐山管長が長年の修行の中で体得された、「神仏両界の秘法」によって奉修されます。
神界壇・金剛界壇では「宝生護摩」(運気を転換して宝を生み出す)が、仏界壇・胎蔵界壇では「解脱供養護摩」(先祖をご供養して運を開く)がお焚き上げされます。

 

   2019年 2月 12日(火)

     [京 の 季 節 の 花 だ よ り]
 
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★京都の梅の名所で花がほころび始めた。右京区梅宮大社では十二日、寒空の下、早咲きの品種が紅白に色づき、春らしい香りを漂わせていた
同大社の庭園には約四〇品種・四〇〇本の梅が植わる。今年は例年よりも開花が早く、白梅の「香篆(こうてん)」や「寒紅梅(かんこうばい)」が満開に近い。
庭園では三月中頃までさまざまな品種が咲く。入園料が必要。
 
(今日現在の梅だより)
つぼみふくらむ・・・随心院、青谷梅林、
ちらほら咲き・・・北野天満宮梅宮大社、二条城、
城南宮、

五分咲き・・・京都御苑
 
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