2019年 1月 15日(火)


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 上賀茂神社下鴨神社では野菜果物とともに小豆粥と大豆粥をお供えし、五穀豊穣、国家国民の安泰を祈願します。
由緒ある両神社での、ほのぼのとしたひと時を過ごしましょう。
 
★あずのおかいさん
小豆粥を京都風に言うとこうなります。小正月と呼ぶこの日に小豆粥で祝い、邪気を払います。
お粥の中に、それぞれ柔らかく煮いた小豆、餅を入れたもの。

「京の味・ゑびすさんと小正月」にレシピもご紹介しています。
 
 ★新熊野神社左義長(さぎちょう)神事
左義長とは小正月の十五日、松や青竹を組み立てて中に注連縄や門松入れて燃やす火祭りの儀式で、「とんど」とも言われます。

ここでは長さ五メートルの青竹三本を束ねてしめ縄を巻き、火を入れて、一年の厄除招福を祈願します。
  2019年 1月 16日(水)

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 ★北区・上賀茂神社で一月十六日、正月行事を締めくくる「武射神事」が行われる。
大的式弓射引初め神事(おおまとしききゅうしゃひきぞめしんじ)とも言われ、矢を射抜いて一年の豊作や、邪気をはらう平安時代に始まった神事。境内芝生の東側に射場が設けられ、直径約一.八㍍の的の裏に「鬼」と、大書された的が用意される。その的を一人二本ずつ射て悪鬼祓除し、その年の無病息災を祈願する。
烏帽子に狩衣姿の神職達が御幣殿前の芝にて、四十㍍離れた的を射るもので、迫力満点です。
武射とは「歩射」から転じたもので、馬上から矢を射る流鏑馬に対し、馬に乗らず地上から矢を射るのでこの名がつけられて、芝生に設けられた長さ約三十㍍射場で、烏帽子、狩衣姿の神職が順に矢を放った。弓術小笠原流近畿菱友会の射手七人が一列に並んで矢を次々と放つ「百手式」の奉納もあり、これだけ広大な場所での弓の神事はあまりないので、ゆっくり見物できるのが魅力。 
 
  2019年 1月 19日(土)

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 東山区・八坂神社の境内に古くから疫病除けの神として崇敬され、疫神社(蘇民将来社)というお社がある。
 毎年、一月十九日に「疫神祭」が行われる

この日の早朝に竹の芯の茅の輪を鳥居に据え、粟餅をお供えします。
その由来は、八坂さんの祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)が南海を旅していた際に、巨旦将来に一晩泊めてもらえないかと頼みましたが断られ、弟の蘇民将来に迎えられ、粟餅でもてなされました。
みことは蘇民に対してのお礼に、悪疫が流行しても茅の輪を腰に下げれば悪疫除けになると告げました。そのため、蘇民一家は無事であったという故事によるものです。
 
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