"おいない"の京都最新情報

2019年 1月 14日(月)
     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

 
恵比寿神社:「宵えびす祭」2019年
 ★福笹(ざさ)を手に寺院を回る新春の恒例行事「泉山七福神巡り」が十四日、東山区泉涌寺山内の寺院であった。商売繁盛や家内安全を願う多くの参拝者でにぎわった。
泉山七福神巡りは毎年、成人の日に行われる。山内の寺院では戒光寺に弁財天、雲龍院に大黒天など七福神をそれぞれまつる。番外となる新善光寺愛染明王泉涌寺楊貴妃観音堂を含めた9カ所をめぐる。
参拝者は福禄寿をまつる即成院で福笹を授かって巡回を始めた。縁起物のタイや俵、熊手などを表した「吉兆」を福笹に飾り付け、一年の幸せを願い、各寺で手を合わせて祈願していた。
戒光寺では、小正月にちなんで邪気を払うとされる小豆がゆが振る舞われ、参拝者が体を温めていた。
 
冷泉家:「歌会始」2119年
 平安時代からの和歌の伝統を受け継ぐ歌道宗家・冷泉家歌会始が十四日、上京区冷泉家住宅で開かれた。門人ら約七〇人が集い、初春のよろこびを込めた和歌を朗々と詠み上げ、新年をことほいだ。 藤原俊成、定家を遠祖とする冷泉家の恒例行事。狩衣(かりぎぬ)姿の第二十五代当主冷泉為人さんと袿袴(けいこ)をまとった女性六人が披講の儀式に臨んだ。今年の兼題は「早春野辺(そうしゅんののべ)」で、当主夫人の貴実子さんの「さゆる風去年(こぞ)となりけり春立ちてかすみたなひくみとり萌(も)ゆ野辺」など九首を独特の節回しで詠み、門人たちが唱和した。
続いて、即興で和歌を詠む当座式では「枯野(かれの)」の題が出され、門人たちが厳かな表情で筆を手に、和紙に向かっていた。
 
醍醐・法界寺:「裸踊り」2019年
 ★下帯姿の男性が体をぶつけ合うなどして無病息災を願う「裸踊り」が十四日、伏見区の法界寺であった。寒空の下、上半身裸の男性や子どもたちが仏への帰依を意味する「頂礼(ちょうらい)」の掛け声を連呼し、踊りを奉納した。
同寺では、元日から二週間にわたって五穀豊穣(ほうじょう)などを願う「修正会(しゅしょうえ)」が行われており、最終日のこの日は締めくくりの「結願(けちがん)法要」の一環として裸踊りが営まれた。下帯は安産祈願の腹帯として重宝されている。
僧侶たちが本堂の薬師堂で読経する中、隣接する国宝の阿弥陀堂の縁側では、地元の児童ら一〇人が頭上に掲げた手をたたきながら、「頂礼、頂礼」と元気よく繰り返した。参拝客からは「かわいい」と歓声が上がった。水をかぶった男性十一人も登場し、勢いよく体をぶつけ合っていた。
 
下鴨神社:「繁昌大国祭」
 下鴨神社で「初大黒えと祭」が行われ、菊と二葉葵の飾りの付いた五合桝に大国神像が授与されます。 半桝を「繁昌」に引っ掛け、下鴨の繁昌大国とも親しまれている縁日です。
大国さんは福徳円満・長寿・殖産興業にご利益のある神様とされていますが、干支も護って頂けます。
境内の各干支の神様にお参りして、お土産に干支守りを持って帰る。
 
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