"おいない"の京都最新情報

2018年 12 月 27日(日)


     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
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 ★大みそかを前に、土宗総本山の知恩院京都市東山区)で二十七日、「除夜の鐘」の試し突きが行われた。
僧侶が掛け声とともに綱を引くと、境内や東山のふもとに重く低い音が響き渡った。

境内南東の大鐘楼(重文)では、僧侶約三〇人が念仏を唱えた後、橦木(しゅもく)につながる太い親綱や細い子綱を交代で手にした。親綱を握る僧侶は「えーい、ひとーつ」の掛け声を発し、体をのけ反らせて突いた。参拝者らはダイナミックな動きに圧倒されながら見入っていた。 知恩院の鐘は一六三六(寛永十三)年に造られた。平穏な世を祈って一〇八回打つ。
僧侶が鐘の下に集まり念仏を唱え、一人ずつ交代で一本の親綱と十六本の子綱を手にした。撞木最前部の親綱を手にした僧侶が「えーい、ひとーつ」と発声。「そーれ」と息を合わせ体をのけ反らせながら鐘を突くと、周囲に「ゴーン」と低い音が響き渡った。
知恩院の大鐘は高さ三・三メートル、直径二・八メートル、重さ約七十トンで日本三大梵鐘(ぼんしょう)の一つとされる。三十一日は午後十時四十分から一〇八回突かれる。
 
   2018年 12月 28日(月)  
                       
     【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
 
 
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 祇園・八坂神社では大晦日から元日の朝にかけて授与されるおけら火の火種をおこす儀式「鑚火式」が行われる。(非公開)。
午前四時、本殿で狩衣・烏帽子姿の宮司が檜の杵と臼をこすりあわせて火をおこします。
キク科の植物であるオケラをくすべておけら火とするのは、 火に投じられたオケラの臭気により疫神を除くと考えられたためといわれています。
「をけら灯籠」に移された火は、本殿内に年中絶やすことなく灯しつづけられます。
 
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 左京区狸谷山不動院で十二月二十八日、「しまい不動」が行われる。
平安京東北の鬼門を守護する不動明王が祀られる狸谷不動院桓武天皇勅願によって祭祀されたものといいます。この日護摩法要が行われ、多数の参拝客が年の締めくくりに訪れます。
  


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