"おいない"の京都最新情報

   2014年  7月  14日(土)
    [ 祇 園 祭 シ リ ー ズ]
 
 祇園祭の前祭(さきまつり)巡行(十七日)を前に十四日、宵山期間が始まった。中心部の山鉾町では、三連休の初日とあって多くの家族連れや浴衣を着た男女が繰り出し、駒形提灯の明かりの下をそぞろ歩いた。
「宵々々山」にあたるこの日、山や鉾の周囲では豪華な懸装品(けそうひん)を間近で見ようとしたり、授与品を手に入れようとする観光客の人垣ができた。
 
   2018年 7月 15日(日)

     [ 祇 園 祭 シ リ ー ズ]
祇園祭の前祭(さきまつり)は十五日、宵々山を迎え、京都市中心部の四条通烏丸通の一部が車が入れない「歩行者天国」となった。
うちわを手にした多くの人々が暑さが残るまちなかへと繰り出し、市内中心部は人波による熱気に包まれた。
午後六時、烏丸通四条通歩行者天国が始まると、浴衣姿の若者や家族連れが露店が並ぶ道路を一斉に歩き出し、にぎわいをみせた。室町通新町通などの狭い通りは一時身動きができないほどに混雑した。
京都府警によると、午後十時半現在の人出は、昨年より一万二千人少ない約十七万八千人だった。
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 西京区松尾大社で十五日、市無形民俗文化財の「御田祭(おんださい)」が開かれた。猛暑の中、涼やかな若草色の打ち掛けや花笠をまとった「植女(うえめ)」らが、早苗をささげ持ち、五穀豊穣を祈った。
植女は毎年、氏子地域から選ばれている。

植女たちは、本殿での祭典で早苗を授けられた。地域住民や観光客らが見守る中、父親の肩の上で早苗を両手で掲げながら拝殿を三周した。その後、境内の神饌(しんせん)田で虫よけ行事などに臨んだ。
拝殿には枝豆やキュウリなど地域の農家が奉納した野菜が並び、金剛流の金剛龍謹若宗家らによる「奉能」もあった。
 
   2018年 7月 16日(月)
     [ 祇 園 祭 シ リ ー ズ]
 
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★三連休最終日となった十六日、祇園祭の前祭(さきまつり)は宵山を迎えた。連日の猛暑日で夜になっても蒸し暑さが残る京都市内で、前日に引き続いて四条通烏丸通の一部が歩行者天国となり、道路を埋め尽くした大勢の見物客が宵山の情緒を楽しんだ。
山や鉾、露店が立ち並ぶ四条通室町の「鉾の辻」近辺や新町通周辺では夜の深まりとともに多くの人が詰めかけて狭い通りが混み合った。授与品が並ぶ各山鉾町では売り子の子どもたちが「常は出ません、今晩限り」「ちまきどうどすか」と道行く人に元気に呼びかけていた。
 
   2018年 7月 17日(火)
     [祇 園 祭 シ リ ー ズ]
 
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 ★日本三大祭りの一つ、祇園祭・前祭(さきまつり)のハイライトとなる山鉾巡行が十七日、京都市中心部で行われた。三連休明けの平日にあたるため、見物客は祝日だった昨年より五万五千人少ない十六万五千人(午後一時、京都府警調べ)となり、炎天下の都大路をきらびやかな懸装品(けそうひん)で彩られた二十三基の山と鉾が進んだ。