"おいない"の京都最新情報
2018年 7月 1日(日)
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
★城南宮・愛車の茅の輪くぐり
全国的にも珍しい、駐車場に設けられた直径五メートルにも及ぶ大きな茅の輪。神職が一台ずつお祓いします。
その後、交通安全を祈念しながら、自動車やバス・トラックに乗ったままくぐり抜けます。
全国的にも珍しい、駐車場に設けられた直径五メートルにも及ぶ大きな茅の輪。神職が一台ずつお祓いします。
その後、交通安全を祈念しながら、自動車やバス・トラックに乗ったままくぐり抜けます。
★夏の風物詩「宇治川の鵜飼」が一日、宇治市宇治の京都府立宇治公園で開幕した。伝統的な装束を身につけた鵜匠(うしょう)が巧みに鵜を操る姿が、揺れるかがり火に浮かび上がり、見る人たちを魅了した。
川開きの神事に続き、夕闇が迫る中、風折烏帽子(えぼし)に腰蓑(こしみの)姿の鵜匠、女性二人が舟に乗り込んだ。かがり火に照らされた川面へ勢い良く潜る鵜に二人が交代で「ホーウ、ホーウ」と声を掛け、六羽を操った。捕らえた魚を鵜匠が吐き出させると、乗合船や川岸で見ていた人たちから歓声が上がった。
今季の鵜飼は九月三十日まで。乗合船からの観覧は大人二千円、小学生千円。乗船は、八月末までは午後六時半、九月は午後六時。
宇治川の鵜飼は平安時代には行われており、途絶えたが一九二六年に再興後、続いている。四年前に人工ふ化に成功。育った鵜は「ウッティー」と呼ばれ、この日もおととし生まれた一羽がデビューした。ウッティーたちは人に慣れており、綱を付けずに川へ放して漁をする「放ち鵜飼」の訓練にも取り組んでいる。
川開きの神事に続き、夕闇が迫る中、風折烏帽子(えぼし)に腰蓑(こしみの)姿の鵜匠、女性二人が舟に乗り込んだ。かがり火に照らされた川面へ勢い良く潜る鵜に二人が交代で「ホーウ、ホーウ」と声を掛け、六羽を操った。捕らえた魚を鵜匠が吐き出させると、乗合船や川岸で見ていた人たちから歓声が上がった。
今季の鵜飼は九月三十日まで。乗合船からの観覧は大人二千円、小学生千円。乗船は、八月末までは午後六時半、九月は午後六時。
宇治川の鵜飼は平安時代には行われており、途絶えたが一九二六年に再興後、続いている。四年前に人工ふ化に成功。育った鵜は「ウッティー」と呼ばれ、この日もおととし生まれた一羽がデビューした。ウッティーたちは人に慣れており、綱を付けずに川へ放して漁をする「放ち鵜飼」の訓練にも取り組んでいる。
2018年 7月 2日(月)
[ 祇 園 祭 シ リ ー ズ]
★祇園祭の山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が二日、京都市役所(中京区)の市会議場で行われた。前祭(さきまつり)(十七日)で長刀鉾に続く「山一番」は十三年ぶりに蟷螂(とうろう)山が引き当てた。
午前十時、議場に三十三の山鉾の代表者が黒紋付き姿で集まった。順番が固定されている山鉾を除く前祭十八基、後祭(あとまつり)六基の代表者が順次、くじを取っていった。
前祭で山一番を引いた蟷螂山保存会幹事は「一番を引けるよう八坂神社にお参りしてきた。人生で一番運を使いました」と笑顔を見せた。
後祭(二十四日)で「くじ取らず」の橋弁慶山、北観音山に続く山一番は五年ぶりに黒主山と決まった。くじ取り式は、巡行の先陣争いを防ぐため、一五〇〇(明応九)年から行われている。
午前十時、議場に三十三の山鉾の代表者が黒紋付き姿で集まった。順番が固定されている山鉾を除く前祭十八基、後祭(あとまつり)六基の代表者が順次、くじを取っていった。
前祭で山一番を引いた蟷螂山保存会幹事は「一番を引けるよう八坂神社にお参りしてきた。人生で一番運を使いました」と笑顔を見せた。
後祭(二十四日)で「くじ取らず」の橋弁慶山、北観音山に続く山一番は五年ぶりに黒主山と決まった。くじ取り式は、巡行の先陣争いを防ぐため、一五〇〇(明応九)年から行われている。