"おいない"の京都最新情報

 
[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
★南区・蔵王堂光福寺で三十一日、八朔祭法楽会に久世六斎念仏が奉納される。
六斎念仏は国の重要無形民族文化財で、その起源は平安時代にまでさかのぼります。
明治頃までは六斎を上演する組織として六斎組が市内各所にありましたが、現在はいくつかの保存会にかわり受け継がれています。
 
祇園をどりの写真撮影に臨む芸舞妓たち 2017年
 京の花街の一つ、祇園東の舞踊公演「祇園をどり十一月一日~十日)の衣装合わせが、公演会場となる東山区祇園会館であった。
かつて祇園で営まれていた伝統行事「ねりもの」を題材にした舞台で、
プログラム用の写真撮影に臨んだ芸舞妓たちが、あでやかな衣装を披露した。
六十回目の節目の舞台は、芸妓が鼓や笛の演奏後に舞を披露する祝舞「三番叟(さんばそう)」で開幕。全六景の演目「雪月花東山風情」に続く。雪景色の中、白サギが華麗に舞う「白川の鷺(さぎ)」や、川床と五山送り火を題材にした「夏の月」、春の花と秋の紅葉の情景を描く「東山春秋」など、東山の風景で雪月花を表現する。「八坂の桜」では、映像作品を組み合わせた演出も試みる。総踊り「祇園東小唄」でフィナーレを飾る。
期間中、芸舞妓十七人が出演する。
午後一時半と四時の二回公演。観覧料四千円(茶席券付四五〇〇円)。