"おいない"の京都最新情報

[祇 園 祭シリーズ]
 

 祇園祭後祭(あとまつり)の山鉾巡行(二十四日)を前に京都市中心部で二十日、山や鉾の曳初(ひきぞ)めが行われた。
新町通では曳山(ひきやま)が動く姿に、観光客が懸命にカメラを向けていた。
この日は新町通の山と鉾が曳初めを行った。曳初めは誰でも参加できるため女性や子どもたちの姿が目立った。
北観音山では、市民や地元の小学生約五〇〇人が「エンヤラヤー」の音頭取りの掛け声に合わせ、綱を引くと曳山が動きだした。
曳山は祇園囃子(ばやし)を響かせながら、新町通の三条~四条上ル間約五〇〇メートルを往復した。

    【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】      
 
   
上京区北野天満宮で二十日、正月の縁起物「大福(おおふく)梅」の土用干しが始まった。
セミの鳴き声が響く境内で、巫女(みこ)や神職が梅の実をむしろに広げると、甘酸っぱい香りが漂った。
境内にある五十種約一五〇〇本の梅の木から、六月に約二トンの実を収穫した。この日、塩漬けされた実をたるから取り出し、約一カ月かけて天日干しする。
時折夏の太陽が顔をのぞかせる中、本殿前の中庭では職員らが額に汗を浮かべながら、梅の実が重ならないよう丁寧に並べた。大福梅は十二月十三日の「事始め」から授与され、元旦にさゆに入れて飲むと無病息災で過ごせるとされる。
 
 
 
★南区・城南宮では、氷柱をなでて暑気払いをする恒例の「お涼み」が夕方から、サカキや方除安全、無病息災の木札を収めた高さ一〇五㌢、幅五十五㌢の氷柱二本が供えられ、参拝者はこの氷柱に触れて暑気を払い祈願します。     
拝殿を囲む提灯に明かりが点され、夏の宵の風情を醸し出す。神楽殿の表舞台で巫女による「お涼み神楽」が奉納される。    

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