"おいない"の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】 

祇園放生会 2012年

東山区祇園新橋の辰巳稲荷大明神前の白川巽橋で六月四日、生き物の恵みに感謝する恒例の「祇園放生会」が行われた。今年で三十三回目を迎える。
サクラやヤナギの新緑が映える祇園白川の巽橋の上で、比叡山明王堂の大阿闍梨らが読経する中、舞妓や天台宗の僧侶、一般参加者らが十㌢ほどの稚魚約二千匹を白川に放流し、日ごろ食べ物として口にする生き物を供養することで、殺生を戒める仏教の儀式で、仏の慈悲を実践するため、川に向かって手を合わせていた。千四百年余り前に中国で天台宗の高祖が放生池を造った故事にちなんで毎年催されている。 辰巳大明神の前に組まれた特設ステージで、尺八の奉納演奏や放生会についての法話が行われ、、香煎茶の無料接待もある

ぬりこめ地蔵:「歯の衛生週間・供養」2012年

伏見区・深草石峰寺山町の歯痛封じで知られる「ぬりこべ地蔵」で「歯の衛生週間」(六月四日~十日)に合わせて四日に地蔵の法要が営まれる。
この地蔵は、かって土を塗り込めた壁のお堂に安置されていたとされ、、「塗り込め」が痛みの「封じ込め」という意に転じ、歯痛や病気が治るという信仰を集めてきた。
参拝客は地蔵尊の前にある身代わり石をなでながら、御利益を授かろうとして一年の健康を祈り、供養品として歯ブラシやお札が配られた。

岩倉・三緑寺:新選組と戦った「池田屋事件」の殉難者の墓

★幕末の京で志士たちが新選組と戦った「池田屋事件」の殉難者法要が四日、左京区岩倉の三縁寺で営まれた。
澄み渡る空の下、参列者が思い半ばで散った志士たちをしのんだ。
池田屋事件は、元治元年六月五日(一八六四年七月八日)、三条小橋近くの池田屋に集まっていた志士たちを新選組が襲撃、肥後の宮部鼎蔵(ていぞう)や長州の吉田稔麿(としまろ)など多くの志士が犠牲になった。
当時の三縁寺は、池田屋に近い現在の三条京阪あたりにあり、志士たちを弔った縁で毎年供養を営んでいる。今年は尊皇攘夷運動の先駆けとして京都で活躍し、安政の大獄で投獄された小浜藩出身の志士梅田雲浜(うんぴん)の生誕二〇〇年も記念した法要となった。
法要には志士の子孫らが参列した。
本堂で僧侶が読経した後、参列者たちは屋外の墓石に参り、静かに手を合わせていた

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