"おいない"の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
 
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 左京区一乗寺狸谷山不動院で一月二十八日、「初不動」が営まれた。
「狸谷飲み放題」といわれるがん封じのご利益があるとされる笹酒が、参拝者にふるまわれる。

江戸時代中期に修行をしていた僧・木食上人が境内の滝の水を竹筒にくんで病人に飲ませたところ、たちまち病気が治ったという。
この故事にちなんで、護摩の火で温めた笹酒が振る舞われるようになったとされる。
狸谷不動院桓武天皇勅願の不動尊を安置したのがはじまり。
毎月二十八日が本尊の「不動明王」の縁日で一月は初不動として知られ、家内安全や商売繁盛を願って全国一円から参拝者が訪れ、本堂前では山伏姿の修験者から竹筒に入った酒が竹の杯に注がれ、無病息災を祈りながら飲み干していた。又、「狸谷さん」の愛称で交通安全の神社として、一年中車の祈祷で賑わっている
 
 
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★春秋二回の一斉放水で美山の風情を醸し出す府下南丹市美山町北の「かやぶきの里」(重要伝統的建造物群保存地区)で二十八日、「第十三回雪灯廊」が始まった。
「かやぶきの里 雪灯廊」イベントは、雪に覆われる冬の美山を代表する風物詩です。
集落の道に灯籠が並べられ、かやぶき屋根をライトアップ。厳寒の山里がほのぼのとした雰囲気に包まれ大勢の人たちが幻想的な光景を楽しんだ。
雪灯廊は電球の入った灯籠二五〇基を設置した。手作りの竹灯籠約七十基を初めて設置したほか、あんどん約一五〇基も飾った。
ほかに、多くの観光客がバケツに雪を入れて固め、ろうそくを立てる穴をくり抜いて灯籠を作った。
日没とともに、柔らかい明かりに浮かぶかやぶき家を見ながら散策したり、写真を撮る人たちが目立った。
点灯は二月四日までの午後五時〜八時ごろ。雪の灯籠作りは無料。
一月二十八日(土)・二月四日(土)は打ち上げ花火も鑑賞できます。
温かな明かりの中にかやぶき民家十八軒が浮かび上がり、多くの人がカメラを構えた。花火も打ち上げられ、観光客は屋台のキノコ汁やおでんやぜんざいで体を温めた。
住民団体などでつくる実行委員会が毎年開いている。観光客らが雪を固めて作った灯籠をはじめ、木や竹の灯籠など約七〇〇個を重要伝統的建造物群保存地区の集落内に並べ、火をともした。
 
     [京 の 季 節 の 花 だ よ り]   
                     
京の各地で梅の花が咲き始めた。                            
社寺や公園で紅白の花びらをほころばせ、一足早く春を告げている。
    
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 上京区北野天満宮で二十八日、梅苑の公開が始まった。
ほころび始めた紅白のかれんな花が、春の息吹を参拝者に届けている。
北野天満宮は全国各地に菅公をお祀りする天満宮や天神社の宗祀であり、その道真をしのんで二万坪の境内に五〇種約一五〇〇本がある。早咲きの品種が先月初旬に咲いたため、公開を例年より二週間早めることにした。  梅苑には和魂梅(わこんばい)・黒梅(こくばい)・座論梅(ざろんばい)・緋の司(ひのつかさ)等の珍種も多く、寒紅梅や照水梅は二センチほどに開いた花をつけているが、多くは「咲きはじめ」で、つぼみの膨らみを目線の高さで楽しめる。
祭神の菅原道真は梅を愛し、「東風(こち)吹かばにおいおこせよ梅の花主なしとて 春を忘るな」の名歌を詠んだ。
見ごろは二月下旬から三月中旬といい、梅苑の公開は三月下旬までの午前十時~午後四時。入場料七〇〇円(小学生以下三五〇円)。
 
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