"おいない"の京都最新情報

 [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

  
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 ★一〇〇年前、東西二チームが京都・三条大橋から、東京・上野の不忍池まで二十三区間五〇八キロを三日間かけて走ったのが駅伝の発祥という。

一月十五日午後零時半、皇后杯全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」は西京極陸上競技場において三十五回目の号砲が鳴り、花火が上がってスタート。
今朝の京都は猛吹雪の中、報道のヘリコプターが飛び交い、駅伝ムードは盛り上がり、冬の京都の素晴らしい情景です。
世界に、オリンピックに、羽ばたこうとするホープ達には、京の都大路は日本の女子マラソン界をはぐくんできた母なるロードだろう。 都大路は世界への滑走路。
「ふるさと制度」が変わったのに伴って、今年も全国から六百人を超える女性ランナーが京都にやってきた。
今大会も各年代のトップランナーが顔を揃えた。
次代を担う中高生、躍進著しい大学生、世界トップレベルの実業団のホープが続々と力走し、熱戦が期待される。
「選手にとっては、育ててくれたふるさとに恩返しできる意義深い大会」である。
京都から世界に羽ばたく地元郷土のヒロイン達に大きな声援を送って上げてください。
往復四十二.一九五キロのコースで今年もどのようなドラマが展開されるのか楽しみです。
★新春気分もそのままに、九区間になどらえた“数え歌”のような短章でスタート。
一区・いつも輝くランナーの顔。見るものすべてに勇気をくれる。
二区・逃げるぞ追うぞ。駅伝の魅力は抜きつ抜かれつ。
三区・寒い冬にも熱い戦い。冬枯れの都大路が華やいでくる。
四区・呼んでいる。たすきを待つチームメートが見えたら、そらラストスパート。
五区・ゴールを目指す中盤の展開。ここらが勝負の胸突き八丁。
六区・ロードを埋める大声援。ふるさと選手との一体感 (レース直前の調整練習に励む   選手達)が忘れられない。
七区・涙流した厳しい練習。苦しいときに思い出せばパワー全開。
八区・ハッとする、かわいい中学生の走りに無限の可能性が見えた。
九区・苦労を忘れるゴールの一瞬。 そこには四十七チームそれぞれに、順位を超えたドラマがある。
 
京都が三年ぶり十六回目の優勝を果たした。     
   
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  結 果
42.195㌔のコースを京都が優勝を成し遂げた。
   第一位  京 都    2時間17分45秒
   第二位  岡 山     2時間17分47秒
   第三位    千 葉     2時間18分24秒
   第四位   長 崎     2時間18分32秒
   第五位   愛  知    2時間18分34秒
   第六位  静 岡      2時間18分25秒
    第七位  神奈川    2時間18分39秒
   第八位  兵 庫        2時間19分04秒
 
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煎茶道方円流の初煎会が十五日、下京区のホテルで開かれた。
雪が降りしきる中、各界の招待客と国内外の門人ら約三五〇人が、和やかにあいさつを交わしながら、すがすがしい春の一煎に心を和ませた。初席には水口豊園家元と小園家元嗣がそろって迎え、家元の孫、瓜生開人さんが、えとの酉ににちなんだ「青華酉図」の茶碗などを、しなやかな手つきで丁寧に煎茶を入れ、ふるまった。
六〇年前の初代三浦竹軒の干支茶碗なども用いられ、列席者の目を楽しませた。茶席には万福寺五十二代管長道元の「亀鶴」の軸が掛けられ、結び柳や水仙がめでたさを醸し出した。
 
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右京区妙心寺塔頭東林院で十五日、「小豆粥で初春を祝う会」が始まった。
参拝者が雪化粧の美しい庭園を眺めながら、新春の伝統料理に舌鼓を打ち、一年間の無病息災を願った。
新年に小豆粥を食べると邪気を払い万病を防ぐという小正月の風習に基づいて、約四十年前から毎年祝う会を開いている。
参拝者は、雪で真っ白になった枯れ山水の景色をめでつつ、精進料理と一緒に粥を味わってた。