"おいない"の京都最新情報

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 ★冬の風物詩として有名な上京区千本釈迦堂大報恩寺)で二十四節気のひとつ「大雪」の十二月七日、師走恒例の「成道会法要」と「大根炊き」が始まる。
同寺の大根炊きは鎌倉時代、釈迦が菩提樹の下で悟りを開いた日(十二月八日)を祝う成道会を営んだ際、三代慈禅上人が大根の切り口を鏡に見立て、面に梵字を書き、厄除けとして緒病退散を祈り、参詣者に振る舞ったのが始まりという。
江戸時代中期からは中風封じとして知られるようになった
今年は七日・八日の二日間で大根約四千本、一万五千食分が用意され、梵字を記し厄よけ祈祷をした後、六日の夕方からコンブやかつお節、しょうゆで味付けして大鍋で炊きあげる。参拝者は熱々の大根をほおばって無病息災を祈願する。 
 
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