【京 の 紅 葉 だ よ り】

★紅葉の名所、「紅葉の永観堂」と称され、約三千本のモミジの景観が有名で、一九九四年から夜間拝観を実施している。日が落ちると、色づき始めたモミジが静寂に包まれた夜の境内を彩った。
今秋は、イロハモミジやヤマモミジなど約三千本の紅葉を六七〇基のライトで照らすが、赤や黄に色づき始めたモミジが池の水面に映り、多宝塔が夜の東山に浮かぶように照らされた。
御影堂や、山の斜面に建つ多宝塔や画仙堂が投光器で浮かび上がった。水面にモミジの映る放正池もライトアップされ、闇夜に浮かび上がり、庭園を神秘的に演出し、辺りを幻想の世界に誘う。
昨年より一週間ほど色づきが早く、色も鮮やかで、十一月中旬から下旬が見頃という。
ライトアップのある「夜の特別拝観」は十一月八日~十二月四日の午後五時半~八時半。拝観料 六〇〇円、小学生以下は無料。
期間中の昼間は寺宝展があり、重文の木造阿弥陀如来立像(見返り阿弥陀)もみられる。

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