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"おいない"の京都最新情報

 【今日の情報:歳時記・催し・話題・出来事】

狸谷不動尊秋祭     イメージ 1

 左京区一条寺・狸谷山不動院で、十一月三日、「狸谷山不動尊秋祭 」が行われる。
平安京桓武天皇によって東西南北の魔界封じがされていた、その東北の鬼門を鎮護するよう祀られたのが狸谷山不動院です。
本尊は悪鬼退散に霊験あらたかなタヌキ(当て字で「咤怒鬼」)不動明王
立教開山にちなむ秋季大祭で、山伏・稚児らによる山内お練り行列のほか、山伏による柴灯大護摩供が行われます。

三室戸寺:「観世音菩薩坐像」 
重要文化財観世音菩薩坐像」の足に裏を見ることができる特別拝観が、宇治・三室戸寺で三日から始まる。
小さな足の裏が、正座した像の衣の裾からのぞいている。像は平安後期の作とされる。ヒノキの寄木造りで、高さ一・二㍍。通常は月に一度、正面を向いた姿で一般公開しているが、紅葉の季節に合わせ、後向きにして公開している。二十七日までの土・日と祝日のみ。
午前九時、十時、十一時、午後一時、二時、三時から各十五分程度。
拝観料(大人五〇〇円)とは別に宝物館への入場料(大人三〇〇円)必要。

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伏見の城南宮では十一月三日、平安時代の王朝絵巻を再現した優雅な歌会「曲水の宴」が開かれる。
琴の音色が響く庭園で、曲折した遣水(ヤリミズ)と呼ばれる小川のほとりに座った歌人が短歌を披露し、観客はひとときを雅な世界に酔いしれる。
清流にのぞんで酒を入れた朱の杯を流し、その杯が流れてくるまでに詩歌を作り杯を巡らす曲水の宴は、中国古代に始まったとされ、日本では奈良時代から平安時代中期まで宮中で特に盛んに開かれていた。
城南宮では毎年、春・秋二回開かれて、その都度歌題を定め、色鮮やかな狩衣や小袿の平安装束をまとい、公郷や女官に扮した七人の歌人が短歌を短冊にしたため、遣り水を流れてくる杯の酒を飲み干し、王朝文化に思いをはせ、紅葉の中で繰り広げられる優雅な雰囲気を醸し出す一大王朝絵巻です。
紅葉が色づき始めた平安の庭で、短歌結社の主宰者や書家の男女七人が狩衣(かりぎぬ)の公卿(くぎょう)姿や小袿(こうちぎ)の女官姿で水辺に座った。平安貴族の装束を身につけた男女の歌人が、小川の辺(ほとり)に座ると、川上から童子が、鴛鴦(おしどり)の姿をかたどった「羽觴」(うしょう)の背に朱塗りの盃をのせて流します。上流からゆっくりと杯が流れる中、その場で出された歌題に合わせた歌を短冊にしたため、目の前の杯に手を伸ばしていた。宴の間には静々と白拍子の舞が披露され、一層興趣を添えます。

城南宮:秋の「曲水の宴」