【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
 
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伏見稲荷大社で毎年四月の水口播種祭、六月十日に五穀豊穣を祈る農耕神事「田植祭」で境内の神田に植えられた早苗が稲穂となり、大神のみたまの働きによって成長し稔った稲を刈る祭事で秋の恵みに感謝する「抜穂祭」が十月二十五日、境内の神田前の舞台で営まれ、雅楽の優雅な調べと、鮮やかな緋袴姿の神楽女が鎌と稲穂を手に古式ゆかしく、あでやかな「抜穂舞」が披露される中、男女約二十人が、手甲脚絆・管笠姿で横一列になり、神田の稲をかまで手際よく刈り取っていた。
美しく、そしてのどかな祭で、古式ゆかしい稲刈りは約五㌃の神田で毎年約百五十㌔を収穫し、十一月二十三日の新嘗祭で神前に供えられる。
稲藁は火焚祭に焚き上げられます。

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