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 織田信長・信忠父子をを祀る北区・建勲神社は一八六九(明治二)年に創建された。
十月十九日、恒例の「船岡大祭」が営まれる。

大祭は戦火で荒れ果てた京都の復興に尽力した信長を偲び、太平の世を願う祭りで、信長が始めて上洛し、天下統一への一歩を踏みしめた一五六八(永禄十一)年十月十九日にちなんで毎年開かれている。
今年は信長が今川義元を破った桶狭間の戦いから四百五十四年目。
神事では、今年は仕舞『敦盛』『小鍛冶』、舞楽『右方 抜頭』、上方舞家元 立花青昇氏『東日本・熊本大震災の鎮魂と復興の祈りの奉納舞』、信長が桶狭間へ出陣する前に清州城で舞ったと伝わる仕舞「敦盛」が奉納された後、「長篠の合戦」にちなんで火縄銃の三段撃ちなども実演。
古式炮術流儀保存会の会員九人が、拝殿前の石段から秋空に向かって火縄銃の空砲を打ち鳴らす。甲冑姿の会員が「火ぶたを切れ」「放て」などの合図で引き金を引くと、身体を揺さぶるような轟音が船岡山にこだまし、戦国時代に思いをはせていた。
同時に神社が所蔵する信長一代記で重要文化財の「信長(しんちょう)公記」(十五巻)も特別公開される。
信長公記は信長の側近・太田牛一が信長の上洛した一五六八年から一五八二年本能寺の変までの十五年間を、一年一冊ずつまとめた自筆で価値が高い軍記。
 
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