"おいない"の京都最新情報

[祇園祭シリーズ]
 
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  京都三大祭りの一つ時代祭を前に、今年新調された衣装が十一日、平安神宮でお披露目された。鎌倉時代藤原為家の妻や幕末の公家の装束の一部などが新しくなり、行列に彩りを添える。
中世婦人列の「藤原為家の室」は「十六夜(いざよい)日記」の著者として知られる阿仏尼で、袿(うちき)が四十三年ぶりに新調された。黄緑色の地に黄色の格子柄で、ナデシコをあしらった丸い紋がついている。所領の訴訟のため、鎌倉に向かう姿を再現した。
維新志士列で、近衛忠熙(ただひろ)が身に着ける帯の一種「平緒」をはじめ、姉小路公知(きんとも)と中山忠能(ただやす)の外出着も一新した。
また、室町洛中風俗列の風流傘上部の造花など計二一六点が約五四〇万円かけて新調された。
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  上京区の本門法華宗大本山・妙蓮寺で宗祖・日蓮上人の命日に遺徳をたたえる「御会式(ごえしき)万灯(まんどう)会(え)」が十月十一日・十二日の夜に行われる。
万灯会室町時代に始まり、江戸中期から途絶えていたのを一九九五年に復活した。
光の回廊のように約二百数十枚の絵画をつないだあんどんは、毎年全国の著名な画家から日本画や浮世絵、書など約百三十人の作品が集まり、約二百六十点の自筆作品が奉納される。
本堂を囲むように設置され、夕闇が深まるとともにライトアップされると、それぞれの絵や文字がステンドグラスのように色鮮やかに暗闇に浮かび、本堂を彩る様は幻想的で参拝者の目を楽しませる。十二日夜はバンド演奏が行われる。

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☆妙蓮寺は西陣のど真ん中で本門法華宗大本山で白砂に十六羅漢石を表す置き石のある石庭は、心落ち着く魅惑の美しい庭園です。
また、赤穂藩の家臣・大石内蔵助ら四十七名が討ち入り後、切腹した四十六名の遺髪を同士・寺坂吉右衛門赤穂城下への帰路の途中に伏見の片岡五右衛門の姉宅に立ち寄り託した、赤穂義士髪墓があります。芙蓉の花も見事です。

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