"おいない"の京都最新情報
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
★左京区・鞍馬寺では、毎年五月の満月の夜(今年は二十一日)に五月満月祭(「ウエサクさい」と読む)が行われています。
長い間秘密の儀式として存在さえ知られていなかったが、昭和二十九年に初めて一般公開された。
鞍馬山全山に灯明を灯し、大杉の霊木で作った五智の宝冠の印を胸に着け、ロウソクを手にした参列者が魔王尊の「お力の宝棒」による祝福を受け、千手観音に供えた霊水を授かります。
呼び名は昭和二十二年この行事は起源は古くヒマラヤ山中や東南アジアにも同様の祭りが伝わるウエサク祭に似ていることからきています。灯明を持って鞍馬寺に祀られている本尊である魔王尊・毘沙門天・千手観音大魔王尊に世界の救済と平和と全ての幸福を祈願する。私語や勝手な行為を慎み、ひたすら祈りを捧げる厳粛な時間です。
「心のともし火」に火が点火され、一斉に尊天に捧げる光景は幻想的。
古式の秘儀(始まりは室町時代とも)なので、共に祈る心で参拝してくださいとのこと。かなり冷え込みますので防寒具などをお忘れなく。 雨天決行。写真撮影は不可です。
長い間秘密の儀式として存在さえ知られていなかったが、昭和二十九年に初めて一般公開された。
鞍馬山全山に灯明を灯し、大杉の霊木で作った五智の宝冠の印を胸に着け、ロウソクを手にした参列者が魔王尊の「お力の宝棒」による祝福を受け、千手観音に供えた霊水を授かります。
呼び名は昭和二十二年この行事は起源は古くヒマラヤ山中や東南アジアにも同様の祭りが伝わるウエサク祭に似ていることからきています。灯明を持って鞍馬寺に祀られている本尊である魔王尊・毘沙門天・千手観音大魔王尊に世界の救済と平和と全ての幸福を祈願する。私語や勝手な行為を慎み、ひたすら祈りを捧げる厳粛な時間です。
「心のともし火」に火が点火され、一斉に尊天に捧げる光景は幻想的。
古式の秘儀(始まりは室町時代とも)なので、共に祈る心で参拝してくださいとのこと。かなり冷え込みますので防寒具などをお忘れなく。 雨天決行。写真撮影は不可です。
[京 の 季 節 の 花 だ よ り]
★建仁寺の塔頭・霊源院(東山区)にある庭園「甘露庭」が特別公開される。花祭りに用いる「甘茶」の原料、アマチャ約二〇〇株が芳香を放っている。
アマチャはヤマアジサイの変種。釈迦(しゃか)が生まれた際に甘い雨が降ったという伝説があり、生誕を祝う花祭りには「甘茶」を仏像に掛ける。霊源院の庭園(約七〇〇平方メートル)は釈迦の一生をテーマにし、アマチャのほか、仏塔を配置して仏教が広まる様子を表す。
庭は昨年から期間限定で公開され、今月中旬から青や白のアマチャの花が咲き始めた。六月中旬まで楽しめるという。
特別公開は五月二十一日から六月十九日まで。六月四日は午後七時から夜間拝観を行う。
アマチャはヤマアジサイの変種。釈迦(しゃか)が生まれた際に甘い雨が降ったという伝説があり、生誕を祝う花祭りには「甘茶」を仏像に掛ける。霊源院の庭園(約七〇〇平方メートル)は釈迦の一生をテーマにし、アマチャのほか、仏塔を配置して仏教が広まる様子を表す。
庭は昨年から期間限定で公開され、今月中旬から青や白のアマチャの花が咲き始めた。六月中旬まで楽しめるという。
特別公開は五月二十一日から六月十九日まで。六月四日は午後七時から夜間拝観を行う。
拝観料五〇〇円、中高生三〇〇円。