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"おいない"の京都最新情報

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
 
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★中京区・壬生寺の大念仏堂で狂言の草分けとといえる「壬生大念仏狂言」の春の公開が四月二十九日より始まる。
『ガンデンガン』の囃子に合わせて演じられる軽妙な無言劇・壬生狂言は、鎌倉時代に壬生寺を興隆させた円覚が、民衆に仏の教えを身振りで伝えたのが始まりとされる。

七百年の伝統を伝え、重要無形文化財の指定を受けて、三十曲を受け継いでいる。
毎年春の公開は、壬生寺の奉納仏事となっている。
わが国でも珍しい無言劇がユーモラスに繰り広げられる。
「壬生大念仏会」に上演される最初の演目は、太鼓屋が炮烙売りとけんかし、厄除けの炮烙を割るという「炮烙割」。
最後に、節分の日に家族の年齢や性別を墨書きして奉納された千枚以上の炮烙が舞台の上から落とされる
これが見事に割れると、災いから逃れ福を招くといわれている。
期間中、毎日午後一時から五時半頃まで五演目を上演。五月五日まで。
大人 八〇〇円、中高生 六〇〇円、小学生 四〇〇円。 
※ 二月、十月にも催される。
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★京都・伏見の城南宮で、恒例の平安時代のみやびな王朝絵巻を再現した優雅な貴族の歌び、春の「曲水の宴」が四月二十九日行われる。
お琴の音色が響く柔らかな木漏れ日が新緑を彩る庭園で、遣水(やりみず)と呼ばれる小川のほとりに座った歌人が短歌を披露し、多くの観客はひとときを雅な世界に酔いしれていた様です。
清流にのぞんで詩歌を作り、杯を巡らす曲水の宴は中国古代に始まった遊宴とされ、日本では奈良時代から平安時代中期まで宮中で特に盛んに開かれていたようです。
城南宮では毎年春秋二回開かれて、その都度歌題を定め、宮中衣装の色鮮やかな狩衣や小袿(こうちき)をまとい、公郷や女官にふんした男女七人の歌人が三十一文字の短歌を短冊にしたため、遣り水を流れてくる杯の酒を飲み干すという伝統の儀式。
上流からゆっくりと杯が流れる中、その場で出された歌題に合わせた歌を短冊に書き、目の前の杯に手を伸ばしていた。
新緑がまぶしいさわやかな風にフジやヤマブキの花が揺れる庭園で、歌人たちは酒杯を乗せたオシドリ形の小舟が流れる前で、上流からゆっくりと杯が流れる中、その場で出された歌題に合わせた歌を短冊に書き、目の前の杯に手を伸ばしていた。
宴の間には白拍子の舞も静々と披露され、ゆったりと時間が流れる王朝の雅を今に再現し、新緑の中で繰り広げられる王朝絵巻です。
 
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★普段は見られない寺社を公開する春の非公開文化財特別公開が二十九日から、京都市京都府八幡市で行われる。
伏見区の法界寺では、截金(きりかね)が特徴的な薬師如来立像(重要文化財)が五十年ぶりに公開される。
京都古文化保存協会が加盟寺社と協力して実施する。
法界寺薬師堂に収まる薬師如来立像は像高約八十八センチ、平安時代の寄せ木造り。サクラを染めて着衣部分に截金で文様が施されている。普段は公開していませんが、安産や授乳の御利益があると信仰を集めている。
このほか、伏見区の瑞光寺は、奈良国立博物館に寄託する奈良時代前期の重文「長屋王願経」を寺院で披露。八幡市石清水八幡宮では、寛永十一(一六三四)年に徳川家光の造営で完成し、今年二月に国宝に指定された本殿が見られる。東寺五重塔初層内陣、二十一年に一度の正遷宮を昨年終えた下鴨、上賀茂の両神社の本殿、浄土宗総本山・知恩院の大方丈なども公開される。
非公開文化財特別公開は二十九日~五月八日の午前九時~午後四時(受け付け)。
 
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