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  【京 の 季 節 の 花 だ よ り】 

伏見区・城南宮の楽水苑で、ツツジとフジが見頃を迎えている。
新緑に映える花が同時に楽しめるとあり、訪れた人が足を止めて見入っていた。爽やかな緑の日本庭園を花々が彩っている。楽水苑は別名「源氏物語花の庭」とされ、源氏物語ゆかりの草花一〇〇種余りが植えられており、四季折々に花を咲かせる。例年より一週間ほど早い四月中旬からツツジやフジが咲き始めた。穏やかな庭園ではピンクや赤、白、黄色のツツジと淡い紫のフジが競うように咲き誇り、満開に近づいている。今月いっぱいが見頃。
 
 ★季節の花で彩られる宇治市莵道の三室戸寺で二十三日、「つつじ・しゃくなげ園」が開園した。
見ごろを迎えた早咲きのシャクナゲが、境内で鮮やかに咲き誇っている。
境内の南側斜面の三千平方㍍に、約一〇〇〇本の西洋シャクナゲがあり、平年より一週間ほど早く開園となった。本堂や三重塔を背景に、赤やピンクの大輪の花が鮮やかに開き、新緑の境内に彩りを添えている。
また、キリシマツツジなど三十種類一万株のツツジは、ゴールデンウイーク頃に見ごろを迎えそう。
シャクナゲは、五月二十日ごろまで楽しめるという