"おいない"の京都最新情報

 京 の 季 節 の 花 便 り】

 
 左京区平安神宮は十九日、国の名勝に指定されている神苑を一日限定で無料公開。
ハギも咲いており、秋の気配が漂ってきた神苑で都会のオアシスを感じる。
神苑は、総面積約三万三千平方メートルの池泉回遊式庭園。
東・中・西・南の四つの神苑から構成されています。.
神苑の「平安の苑」にはハギや淡い紫色の花で古今和歌集に詠まれているシオンなど、約二〇〇種の植物を植栽している。
西神苑の池ではスイレン、中神苑には赤紫色のサルスベリの花が咲いている。
毎年春と秋に無料公開しており、秋は平安の苑が開設された一九八一年から続けている。
入場は午前八時半から午後四時半まで。
 
平安神宮・秋の神苑無料公開 10’
 
  [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
左京区本山修験宗総本山・聖護院が、秋の特別公開を行っている。
江戸時代の狩野派を代表する絵師、狩野探幽が描いた「釈迦(しゃか)三尊像」を初公開し、修験道の道場や皇室ゆかりの門跡寺院として伝承してきた建物や寺宝を展覧している。
釈迦三尊像は、狩野探幽(一六〇二~七四年)筆と伝わる寺宝の一つ。真贋(しんがん)は不明だったが、専門機関に鑑定を依頼し、昨年に真筆と判明したという。探幽の名前や年齢が記され、一六六三(寛文三)年ごろに描かれたとみられる。
三つの掛け軸からなり、中央の釈迦如来像は、愁いを帯びた表情の上半身のみが描かれる。左右に配置する普賢・文殊の両菩薩(ぼさつ)像を含めて装身具が少なく水墨画の仙人のようにも見え、独特の柔和な空気を醸し出している。
ほかに、天明の大火による御所焼失後、光格天皇が仮御所にした建物「宸殿」や、これらの襖(ふすま)の絵に使われる狩野派の障壁画約一〇〇面、宗祖・役行者の木像などが間近で見られる。
特別公開は、通常必要な事前予約なしで拝観できる。十二月一〇日までの午前一〇時~午後四時(受け付け終了)。一〇月十三~十五日、十一月二十八8日は休止し、十一月二十九日は行事のため一部公開にする。拝観有料。

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 [京 の 季 節 の 花 だ よ り] 

東山区・霊山観音の境内には、沢山の萩が植わっております。毎年お彼岸前後の日曜日には、(今年は十七日)萩鑑賞会・萩まつりが行われています
霊山観音とは、高台寺境内南側の白衣観音坐像のことです。ここに眠るかつての幕末志士たちも、この萩の花を愛でたことでしょう。飲食の屋台も出て、さまざまな催しがある。

霊山観音全景
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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】     

 
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★洛北・鞍馬寺源義経をしのぶ「義経祭」が毎年九月十五日に行われる。
平安時代末期の武将・源義経(幼名牛若丸)を偲ぶ法要。

義経が七歳の頃から約十年間を過ごした鞍馬山中には義経が天狗僧正坊に剣術を習ったと言われる僧正ヶ谷や、道場であった木の根道、牛若丸背比べ石などゆかりの地がある。法要の後、本殿前にて鞍馬流居合術の演舞が行われる。
義経の御魂は鞍馬山に戻って遮那王尊となり、護法魔王尊の脇侍として、奥の院義経堂に祀られている。
 
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本能寺の変で知られる同寺で生きた川魚を本堂に供え供養法要を営んだ後、三条大橋 付近まで行き、鴨川に放流します。
生き物に感謝し、生き物の霊を弔う伝統の行事です。
 
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★府下・八幡市八幡の石清水八幡宮で九月十五日未明から、かつて賀茂祭り(葵祭)、春日祭と共に日本三大勅祭に数えられた「石清水祭」の大祭が営まれた。
石清水祭は、八幡大神が年に一度、下山して生き物の霊を慰めるとされ、清和天皇の貞観五(八六三)年に始まったと伝わる。
神事は真夜中の二時にスタート。
午前三時すぎに男山山頂の本殿から祭神を鳳輦(ほうれん)に移す神幸の儀では、提灯と御前払い(みさきはらい)の先導で弓、鉾、神宝と童子童女神職総勢五百人が出発し、暗闇の中、松明の明かりを頼りに練り歩き、山中にこだまする笛や太鼓の音とともに、約一時間かけて下山し、山麓の頓宮で里神楽や勅使奉納。
午前八時からは、放生川の安居橋で鳥と魚を放つ放生会(ほうじょうえ)が行われます。
夕方還幸の儀が行われ、山上へと上がっていきます。
みこしの原型とされる鳳輦と平安装束の行列が、王朝絵巻をほうふつさせる光景に沿道の見物客は古代にタイムスリップ。
 
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 [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

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 ☆清水の舞台を龍が練り歩く青龍会が、清水寺で九月十四日・十五日と行われる。
平成十二年の本尊御開帳記念の関連行事として新たに始まった、秘仏の本尊・十一面千手観音ゆかりの「青龍会・観音加持」。
清水の音羽の滝に、観音の化身である龍が飛来し、水を飲むという言い伝えにまつわる故事にちなむ催し。

ホラ貝の音色が響きわたる奥之院を出発し、「転法秀」を先頭に「四天王」・「夜叉神」・・「会奉行」と青龍「十六善神」の神々が京都の伝統工芸の技を集めた体長十八㍍の青龍が迫力いっぱいダイナミックに境内や門前を練り歩く。
青龍を京都の東の守り神とする「四神相応」の考えに基づき、二〇〇〇年から行われている。龍は長さ十八メートルで、頭と約八千枚のうろこの裏に、経文が貼り付けてある。
本堂や音羽の滝を通り、門前を練り歩いた。青龍が門の石段で止まり、担ぎ手が「法」と雄たけびをあげると、歓声がわいた。
 
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上京区西陣界隈にある首途八幡宮で十三日は宵宮、十四日に例大祭が行われる。
同社は内野八幡宮とも呼ばれ、源義経が奥州に立つ際に道中の安全祈願をした、或は平家追討の際、宇佐八幡宮を勧請したとも言われている

今から八三〇余年前、承安四年(一一七四)三月三日源義経が吉次に従い、鞍馬山を抜け出し、奥州平泉を目指し旅立った由緒に因み、首途(かどで)八幡宮にて道中の安全を祈願したことから、旅行の神様として親しまれている。
NHK大河ドラマ義経」放映以来、観光名所となり、その後、参拝客で賑わっている。
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左京区三宅八幡宮放生会は、五穀豊穣を感謝する三宅八幡宮の秋季大祭。
十三日は宵宮で、十四日に生きとし生けるものの霊を慰めることで、国家安泰や五穀豊穣を祈る神事が営まれます。

元来は仏教の殺生戒にもとづいて、生きものを池川、山野に放って供養し五穀豊穣を祈願する儀式でしたが、古くから子どもの守り神として信仰を集めていた三宅八幡宮の祭では、小児の夜泣き、癇の虫封じなどの祈祷が有名となっています。
三宅八幡は虫八幡とも呼ばれ、子供の癇(かん)の虫封じで有名。
京都人はたいがい子供の小さい頃には一度はお詣りに行きます。
子供の守り神として、「かん虫封じ」「子供の病気平癒」「夜なき」「学業成就」のご利益で知られています。
他にも、虫退治の神様 として「害虫駆除」 などの御利益で知られ、通称 「虫八幡さん」(むしはちまん)とも呼ばれて親しまれています。
三宅八幡宮」の鳥居前には狛犬ならぬ「狛鳩」が置かれ、境内にも鳩がたくさんいて神様の使い-「鳩」として、又、拝殿の幕にも「鳩」が描かれ、石燈籠や瓦にも「鳩」の模様があり、絵馬にも「鳩」が描かれています。
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[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
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上京区北野天満宮にこのほど、子どもたちの学力向上や健やかな成長を願い、天空を飛ぶ一対の竜を描いた、巨大な絵馬が奉納された。
絵馬は縦二メートル三〇センチ、横四メートル三〇センチ。竜の胴体やうろこを墨で精緻に描き、目の部分には金箔(きんぱく)を用いて眼光の鋭さを表現した。
境内の絵馬所で展示されている。

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 [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
西京区大原野神社で毎年九月の第二日曜日に斎行される御田刈祭。秋の豊かな収穫に感謝するお祭りです。九月十日、本殿で秋の実りに感謝する「御田刈祭」の神事の後、境内で神相撲の奉納が行われた。
奈良・春日大社を勧請した古社の祭で五穀豊穣を祝い、江戸中期、一七一七(享保二)年頃から二百九十六年も続く伝統の祭。
奉納相撲は、本殿での神事に続き、氏子代表の力士がお祓いを受け、清めの紙と呼ばれる半紙をくわえ、四本柱を塩で清めて相撲を取ります。
 藤原氏氏神である奈良県春日大社の文例として大原野神社が移された際、一緒に移り住んだ藤原氏と従来大原野に住んでいた秦氏が協同してこの地を発展させるように願って行われている。
藤原氏の流れをくむ人が多く住む代表と、秦氏の系列が多い南春日町の代表が相撲を取り、習わし通り一勝一敗になると「心」「技」「体」の化粧まわしを着けた少年横綱らの土俵入りに続いて、地域の小学校の児童による個人戦団体戦、また赤ちゃんの健やかな成長を祈る赤ちゃん相撲などが行われた。

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  【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】    

★中国では陽の数字である九が重なる九月九日に、菊酒を飲むと災厄を逃れると伝えられてきた「重陽節句」。 
九月九日の重陽節句では菊花を供えて延命長寿を祈るなど、種々の行事が市内各所で催される。
重陽は、正月や七夕とともに五節句のひとつで、宮中では秘中の儀式が行われていました。
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 上賀茂神社の神事もそれに由来するもの。
北区・上賀茂神社では、恒例の「烏相撲」という珍しい重陽神事が営まれる。

上賀茂神社の鳥相撲は、祭神の先祖が烏に姿を変えたという伝承と、悪霊退治の相撲が結びついて始まったという。
禰宜方(ねぎかた)、祝方(ほうりかた)に分れ、児童による相撲が取られます。
烏が鳴く姿を模した独特の神事に続いて、小学生たちが真っ白なまわし姿で元気いっぱいに取り組みを披露する。
神前に菊花を供えた後、弓矢を手にした烏の役を演じる烏帽子、白張姿の刀禰(とね)が、烏が踊るように小刻みに三度横飛びしながら、「カーカーカー」「コーコーコー」などと烏鳴きのまねをして、独特の烏飛びの所作を披露。
続いて、二の鳥居内の細殿前庭において氏子の子供たちが、がっぷりと組み合って相撲を取る。
祭神の祖父賀茂建角身命がもともと神武天皇東征の際、八咫(やた)烏に変身し、天皇の弓先に止まって先導したという故事に基づく。
その功で同地一帯を与えられ、子孫が同社を創祀した創建伝説に由来する。
厳粛ながらもユニークな伝統行事として京都市登録無形文化財に指定されている。
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★菊酒を飲むと災厄を逃れると伝えられてきた重陽節句
右京区嵐山・虚空蔵法輪寺では、その菊の花のしずくから霊薬を得て長寿を保ったと伝わる菊慈童像があり、何と七百歳も延命したそうです。
参拝者は菊の花に綿をかぶせた「菊の被綿(きせわた)」を菊慈童像に供え供養し(夜露にさらし、翌日その濡れた綿で身体を拭くと、無病息災がかなうと言われている)菊酒を杯に汲み無病息災を祈ります。
謡と舞の奉納もあり、邪気を払うとされる茱萸袋(しゅゆふくろ)が授与されます。
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右京区嵯峨・車折神社では、平成九年に百三十余年ぶりに再興された「重陽祭」が催される 菊の挿頭(かざし)をつけて舞う舞楽は初秋の洛西の神社に趣を添える。
菊酒が参拝者に振る舞われる。
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