"おいない"の京都最新情報
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
★高台寺 夏の夜間特別拝観始まる
北政所が秀吉の冥福を願って創建した寺。その秀吉を偲び、伽藍や庭園がライトアップされます。
「燈明会」を彩るイベントで、「百鬼夜行」をテーマにしたユーモラスな妖怪などの映像が闇の中に浮かび上がった。
妖怪や鬼が行列をつくって歩く様子を描いた江戸時代の「百鬼夜行絵巻」や明治時代の「閻魔(えんま)図」など、高台寺所蔵の絵画作品を素材に制作した。
音楽に合わせて勅使門や庭の白砂に映像が投影されると、琴や琵琶の妖怪や鬼、閻魔大王があの世とこの世の間を所狭しと動き回る壮大な世界が庭園全体に広がった。
石畳の参道に提灯の淡い光が映え、幻想的な雰囲気。静かな境内で夕涼みのひとときを、普段は閉じられている「勅使門」を特別に開き、庭や建物に六百五十基の照明を配して、参道にも提灯六百個を掲げている。提灯の光に浮かび上がった勅使門を眺めたり、秀吉と妻ねねをまつる「霊屋」の周囲を散策したり、伽藍や庭園がライトアップされた池の水面には、竹や葉ザクラが映し出されて、参拝者たちは京都の蒸し暑さも忘れて見入っていた。
夜間拝観は八月四日から八月十八日までの午後五時~九時半まで。
拝観料が必要。
★東山区・高台寺で夏の恒例「夕涼み浴衣の茶会」が平成の茶席「雲居庵」にて行われるカジュアルなお茶会で、椅子席なので、気軽に参加できます。ぜひ浴衣で行きたいところ。
■期 間: 八月四日~十三日の金・土・日 (要予約)。
■時 間: 受付 十七時~十八時
■料 金: (高台寺庭園拝観付) 三千円 (浴衣着用の場合二千五百円)
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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
祇園の芸舞妓が日頃世話になっているお茶屋へ挨拶に回る「八朔」の行事が八月一日午前中、祇園町一帯で行われた。
絽の黒紋付き姿で正装した舞妓や芸妓衆が花街を行き交い、襟足のおしろいの塗り残しを二筋から三筋に変えたり、髪型を「奴島田」に結い直すのも舞妓の正装の約束で、始業式や店出し等の特別な日にしか見る事ができない晴れ姿です。
改まった面持ちの中にも辺りは華やいだ風情に包まれた。
舞の師匠や日ごろお世話になっているお茶屋に、数人づつ連れ立った芸舞妓らが次々と女将を訪ね、「おめでとうさんどす」「これからも相変わりませず、おたのもうします」などとかしこまっていた。
八朔とは八月一日のことで、古くは平安時代からあった風習。そもそもは農作物の豊穰を願ってのものでした。
旧暦の八月一日に五穀豊穣を願って贈り物を交わす習わし。
この習慣が武家や公家にも広まり、主従の信頼関係を深める贈答の習慣として定着。
今も「お中元」として受け継がれている。 祇園町では今も古くからの伝統を受け継ぎ、新暦の八月一日に挨拶回りが行われている。
※ 花街・祇園の夏の風物詩として知られ昨今は多くの観光客やカメラ愛好家が訪れる。
掛け軸や屏風、ふすまなど京表具の製作に欠かせない刷毛には、タヌキやシカ、ヤギ、ブタ、ウマなどの動物の毛が用いられる。
供養会は南禅寺の僧侶の読経が続く中、焼香を行い業界の発展と、伝統工芸の繁栄を祈ると共に、日頃感謝の気持で使い終えた刷毛の一部を刷毛塚碑前で燃やして弔った。
他府県から寄せられた刷毛約三〇〇本も火にくべて燃やし、動物の霊を慰めた。
京都表具協同組合が毎年この日に行っており、今年で五十九回目を迎える
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涼しげな白い浴衣姿のメンバーたちが祇園囃子を境内に響かせた。
同会は祇園祭への参加を目指して一九九六年に発足した。現在は一〇歳から六〇代の六〇人が在籍し、囃子の練習に取り組んでいる。
揃いの白の浴衣姿で八坂神社の舞殿に登場し、独自の囃子の「清音」や伝統的な演目で厳かな雰囲気の「唐子白山」などなど十五曲を披露した。
全員で息を合わせて、鉦(かね)と太鼓、笛の奏でる音色に、「ハーヨイヨイ」というすがすがしい澄んだ女性の声が境内に響き、京の盛夏の風情を醸し出していた。
この日はメンバー四十四人が演奏に参加。「ハーヨーイヨイ」というすがすがしい澄んだ威勢の良い掛け声を上げ、境内に響き、京の盛夏の風情を醸し出していた。神社を訪れた国内外の観光客たちは、足を止めて華やかな音色に聞き入っていた。
祇園祭を締めくくる「夏越祭」が七月三十一日、八坂神社境内・疫神社で営まれる。
夏越祭は素戔嗚尊(スサノオノミコト)の神話に由来する。
南海への旅の途中、疫神社の祭神の蘇民将来に手厚くもてなされた事に感謝し、「蘇民将来之子孫也」の護符をもっている人を疫病から守ろうと約束事の伝承にちなむ神事で、直径二㍍の大茅の輪をくぐって、無病息災・商売繁盛を祈願する。
お参りの後は、カヤの葉を抜き取っては思い思いの大きさの輪を作り、お守りに持ち帰る。それはひと月にわたる祇園祭の終幕でもある。
本日をもちまして祇園祭シリーズは完了致します。
「夏越しの祓え」として毎年この日に行っている。
参拝後、茅の輪からカヤを抜いて持ち帰り輪にして門口に吊しておくと、「知恵を授かる」とか「家の厄除けに」と持ち帰る参拝客もいる。
京都の祇園とゆかりの深い八坂神社(同町亀島)の祭礼で、江戸期に始まったとされる。豊漁の年には豪華な船屋台が登場して「海の祇園祭」とも呼ばれるが、魚価の低迷などで船屋台巡行は実施しなかった。
赤や青など色鮮やかなのぼりを立てた祭礼船と神楽船が伊根湾東側を出発。三十分ほどかけて同神社のある対岸に渡り、船上では子どもたちが笛や太鼓の音色に合わせて、かねを鳴らしたり太刀振りを披露したりした。
町内では子どもみこしの巡行もあり、観光客が盛んにシャッターを切っていた。
火災よけの神として信仰を集める清滝口から登る「火伏せの神」として有名な標高九二四㍍の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社で、七月三十一日の夜から八月一日未明にかけて朝まで夜を通して続く恒例の「千日詣り」が行われる。
この夜に参拝すると千日分の功徳、火よけ、防火の御利益があると言われ、毎年全国から老若男女の大勢の参拝客が清滝の登り口から神社のある愛宕山頂を目指し、約二時間、四㌔の山道を汗だくになってたどる
三歳までの子どもがこの日に参拝すれば、一生火の災難に遭わないとの言い伝えもあり、三歳までの幼児を背負った親たちは「お登りやす」「おくだりやす」「ようお参り」とお互いに励まし合いながら登って行く。
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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
同院で修行する修験者の間で行われてきた修練の一つに端を発するといわれる。
夕刻から全国各地から集まった四十人の修行僧が法要を行った。
柴灯護摩供後、護摩木を崩して敷き詰め、残り火の上を素足で火渡りを行う、これに続いて一般参加者ら約千五百人が読経の響く中、次々と火床に足を踏み入れ火渡りを行い、難病退散、夏バテ防止やストレス解消を祈願する。
山伏の導きがあるので、誰でも安心して参加できる。
先着壱千名に限り、「火渡りのお札」が無料で授与される。
また、千灯祈願会が行われ、境内の石段には願い事が書かれたあんどん千灯が並べられる。
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暴れ竜と文殊菩薩の舞う、炎とドラの音が響く豪快な海上絵巻が繰り広げられ見物客を魅了した。
出船祭は、中国五台山から天橋立の久世(くせ)の戸(文殊)に迎えられた文殊菩薩が、地上で暴れ回りする悪竜を千年をかけて説法を続け、竜が仏に帰依し人々を守ることを誓って改心させたという智恩寺の伝説「久世戸縁起」に基づいた海上安全祈願祭で今年で三十四回目。
午後八時頃から文殊水道や海上の舞台近くにかがり火がともされ、ドラや太鼓の音が鳴り響き、体をくねられながら現れた二頭の竜との戦いを表現する「竜舞」を演じた。
雨のため海上の特設舞台での披露は中止になった。花火が盛大に打ち上げられた後の午後八時四十分ごろ、智恩寺の参道に金と銀の龍が登場。ドラや太鼓の音が響く中、二頭の龍が体をくねらせながら参道を行き来し、文殊菩薩の化身の巫女(みこ)も優雅な舞を披露した。
龍の口から激しい火花が出ると、参道から大きな歓声が上がった。最後は見物客も龍を担いで参加し、一体感を味わっていた。
★虫干しを兼ね宝物公開 左京区・真如堂(真正極楽寺)では、虫干しに合わせて寺宝を公開する恒例の「宝物虫払会」が、七月二十五日に行われる。
虫払会は土用の間に一日だけ実施している恒例行事。
ふだんは目にすることが出来ない境内の宝蔵に納められている貴重な掛け軸や巻物など約二百点を年に一度、「土用」の風を通している。
一例:室町時代、応仁の乱の様子などを描いた「真如堂縁起絵巻」(重文)の江戸時代の写本、室町時代の東福寺の画僧兆殿司が描いた「涅槃図」や、江戸時代の絵師・狩野山雪の「寒山拾得」のほか、狩野探幽の水墨、真如堂の歴代貫首の肖像画など、古美術品がずらりと並らび、参拝者は僧侶の説明を受けながら、名品の数々を間近に鑑賞出来る。
※安倍清明奉納極楽往生の「秘印」の授与と暑気払い「びわ茶」の接待などがある。
約二百四十余年ほど前の江戸時代末期に安楽寺の住職・真空益随上人が、病気で苦しんでいる人を哀れみ、修行をすると、ご本尊阿弥陀如来から「夏の土用の頃にカボチャを供養すれば中風にならない」との夢のお告げを受けたことが始まりとされる。
独特の京都・綾部産のひょうたん形のカボチャ二百五十㌔、二百個、約千人分が用意され、仏前に供えて供養したあと煮炊きした鹿ヶ谷カボチャを参拝者に振る舞い、中風にならないよう祈願する行事。当日は、寺宝が一般公開される。
★右京区鳴滝・三宝寺で土用の丑の日(今年は二十五日)に行われる夏越行事「炮烙(ほうろく)灸祈祷」がある。
最も暑いこの時期に行う日蓮宗に伝わる独特の秘法で、頭痛など諸病を封じるといわれている。
住職が祈祷する中、呪文を書いた直径二十㌢の土製の焙烙を頭の上にのせ、もぐさをのせて僧侶にお灸をすえてもらう。
そして木剣で九字を切られると平癒するというもの。一年で最も暑いとされる土用の丑の日に行われる日蓮宗の祈祷で、暑気払い、中風封じに効くと言われていますが、今では、祈とうが頭の魔を封じることから、学力向上を願い受験の合格祈願に訪れる母子が増えているそうです。
一九四二年から始めた。毎年、全国から大勢の人が訪れる。
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[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
病をきゅうりに封じ込め、病を取り除いたことに由来します。
参拝者はきゅうりに名前、年齢、病名などを記し、御祈祷してもらった後に持ち帰り、朝晩三日間ご真言を唱えながら、からだの具合の悪い部分などをそのきゅうりで撫でて、治癒を願います。四日目の朝、そのきゅうりを清浄な土に埋めるか、川に流すと、病気を持ち去っていくと言われている。
★祇園祭・還幸祭の「花傘巡行」が七月十四日午前、八坂神社から市内中心部(四条通、河原町通、御池通、寺町通~八坂神社)にかけて繰り広げられる。
この花傘巡行は、別名「後の祭(あとのまつり)」とも呼ばれています。
花傘巡行は十七日の先祭りと二十四日の後祭りに分かれていた山鉾巡行が統合されたため、代わりに花傘巡行が一九六六年から始まった。
七基の子どもの神輿を先頭に祗園太鼓や笛が鳴り響く中、色とりどりの花を飾った花傘や棒振り、さぎ舞、武者姿の子供達や舞妓さんらが都大路を練り歩き、この行列には四つの花街(祇園甲部・先斗町・宮川町・祇園東)の綺麗どころを始め六齋、鷺舞、鉾、祇園囃子の曳山や山車など総勢計一〇〇〇人の行列が練り歩きます。
芸能色彩が濃い巡行で華やかな雰囲気に約二時間を沿道の観客は見入っていた。
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[祇園祭シリーズ]
[祇 園 祭 シリーズ]
山伏たちは午後に六角堂を出発。ほら貝を吹きながら、ゆかりのある浄妙山と北観音山、南観音山、八幡山、役行者(えんのぎょうじゃ)山を巡拝した。
北観音山では、巡行まで会所の二階に安置される楊柳(ようりゅう)観音座像前で山伏が祈祷した。
修験道の創始者、役小角(えんのおづの)を本尊とする役行者山では、山の前で護摩を焚いた。注連縄(しめなわ)で囲まれた結界に入ろうとする山伏が「修験道の開祖はいかに」などと問答を繰り返し、「合格」すると中に招き入れられた。見物客が取り巻く中、護摩が焚かれると、ビルの谷間にもくもくと煙が上がった。
ご神体の揚柳観音を台座に縛り付け、激しく振りながら町内を走り回る豪快な行事。 南観音山だけの珍しい儀式。
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